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日ハム・大谷、投手として先発復帰の可能性は…”ウルトラC”の起用法はあるか?【パ展望第19節その2】

6/27(火) 13:00配信

ベースボールチャンネル

 プロ野球はシーズン折り返しに差し掛かり、パ・リーグ第19節の2カードが27~29日に行われる。首位・楽天に1.5ゲーム差に迫るソフトバンクは、選手層の厚い打線で上昇気流に乗れるか。対する日本ハムは、大谷翔平の投手復帰の可能性に注目が集まる。

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■日ハム投手陣、強力打線をどう抑えるか。大谷の先発復帰は?
 
2位・ソフトバンク-5位・日本ハム ヤフオクドーム 5勝4敗

 前節、劇的なサヨナラでカード勝ち越しを決めたソフトバンクが日本ハムを迎える。昨季は首位を争った両チーム同士だが、現在の勢いの差がそのまま結果に出るかどうか。

 ソフトバンクの初戦先発は石川柊太と発表されている。育成枠あがりの右腕投手で、先発は4試合目の登板となる。パ・リーグを相手には初先発となるが、カード頭としてしっかり結果を残していきたい。2戦目は武田翔太が復帰との情報だ。WBCの疲労から右肩を痛めていたが、順調に回復している。3戦目は流動的だ。ファームでは大隣憲司が木曜日に登板していることが多いが、どう選択するか。

 打線は前節の西武戦で接戦をサヨナラ勝ちして勢いに乗る。今節は内川聖一が復帰の予定だが、チームは前節に戦列に戻ったデスパイネと内川が不在のラインアップでも強さを見せている。23日の試合で3打席連続本塁打を放った柳田悠岐が好調をキープし、プロ通算200号が迫る松田宣浩も健在。前節4番を務めた長谷川勇也、ほぼ毎試合タイムリーを放っている高田知季と選手層は厚い。

 日本ハムは前節、首位・楽天との3連戦を勝ち越せず、苦しい状態で今節を迎える。初戦先発は高梨裕稔が上がる。いまだ本調子には至っていないが、昨季はソフトバンク戦で3勝を挙げるなど防御率1.86の好成績を残している。相性を味方につけ、先陣としての役割を果たしたい。

 2、3戦目は加藤貴之などが想定されているが、大谷翔平先発復帰の“ウルトラC”があるかどうか注目だ。全力で走れないなら投手という線は捨てきれないはずだ。

 打線は西川遥輝、松本剛が好調をキープしている。現在、1番に入る大田泰示は、一発はあるものの出塁率が高い方ではない。西川の1番復帰を視野に入れたい。レアードの体調も万全ではなく、中田翔のあとに長打が打てる大田を置いておきたい。もう一つの注目は現在、盗塁ランキング1位の西川は、リーグ盗塁阻止率ダントツ1位の甲斐拓也から盗めるかどうか。


■西武VSロッテ、沖縄開催で地元選手に注目
 
3位・西武-6位・ロッテ 那覇 6勝2敗1分

 沖縄開催の2連戦となる。ともに沖縄本島でキャンプを張っていないチームのため、地元にとっては新鮮さもあるだろう。県出身の選手にも注目だ。

 西武は初戦先発に野上亮磨を立てる。エース・菊池雄星と並んで、カード頭を任されている野上には責任感も出てきた。ゴロを打たせて取るタイプだけに、低めを丹念につきたい。2戦目は沖縄出身の多和田真三郎が復帰との情報だ。今季、未勝利のまま右肩炎症でファーム落ち。再調整の末の登板が沖縄となるのは幸運かもしれない。この登板を良い機会にしたい。

 打線は、前節のソフトバンク戦では機能していた。秋山翔吾を1番に置き、開幕当初のオーダーに戻している。浅村栄斗、中村剛也がやや好調とはいえないが、メヒア、よいつなぎをしている栗山巧、絶好調の炭谷銀仁朗と切れ目がない。多彩な攻撃が仕掛けられるだけに、チャンスを確実に生かしていきたい。

 ロッテは借金が今季最多の26と膨れ上がってしまい、背水の陣で臨む2連戦となる。西武とはいつも接戦を見せているだけに、好ゲームを期待したい。

 初戦の先発は二木康太と発表されている。チームトップの4勝を挙げている勝ち頭だ。西武との相性も悪くなく、打ち込まれた印象はそれほどない。強いストレートとカーブ、フォークのコンビネーションで、苦手意識を植え付けたい。

 2戦目はルーキーの佐々木千隼か藤岡貴裕か。順当なら佐々木だが、やや疲れもみえる。先発を志願してファームで調整してきた2011年ドラ1の藤岡に先発のチャンスを与えてもいい。

 打線は活発になってきている。1番・サントスが上手く出塁し、鈴木大地、角中勝也も調子はいい。ペーニャ、パラデスのどちらかに期待している現状だが、このパターンでいかに多く得点を重ねていくか。2番・三木亮もレギュラーをつかみつつあり、沖縄県出身の大嶺翔太にも期待したい。

ベースボールチャンネル編集部