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途中で10分以上停車! 「残念な特急」はこれだ

6/27(火) 4:00配信

東洋経済オンライン

 特急は速い。

 いちばん速い列車なので、他の列車に追い抜かれるために駅で待つこともないし、単線区間で列車の行き違いのために停車する時間も、最小限に抑えられている。スピードが求められるため、途中駅の停車時間も短い。

【表】途中駅で10分以上停車する特急列車

 ところが、時刻表を隅々まで調べると、途中駅に10分以上停車する、特急らしからぬ特急が走っていることがわかる。

 そこで、現在発売中の『JTB時刻表』(2017年7月号)を調べて、途中の駅に10分以上停車する残念な特急をピックアップしてみた。

■途中駅で15分も停まる特急がある

 ピックアップした列車は、毎日運転している定期列車と呼ばれる特急(新幹線を除く)。停車時間は、時刻表を見てわかる範囲のもの(着時間と発時間が時刻表でハッキリとわかるもの)とした。

 いちばん停車時間が長かったのは、大阪から東海道本線、高山本線を経由して高山へと向かう「(ワイドビュー)ひだ25号」。岐阜で15分も停車する残念な特急だ。なぜこんなに長く停車するのか。その理由は、時刻表を見ると簡単に推測できる。名古屋発飛騨古川行きの「(ワイドビュー)ひだ5号」と「(ワイドビュー)ひだ25号」が、岐阜と高山の間で併結運転する(一緒にくっついて走る)ので、2つの列車を連結するための作業時間が必要なのだ。

 また、高山本線は単線なので(JRの路線が単線か複線かは、『JTB時刻表』1月号に毎年掲載されている)、上り列車との行き違いのため、岐阜をすぐに出発できないこともわかる。「(ワイドビュー)ひだ25号」のお相手となる「(ワイドビュー)ひだ5号」も、同様の理由から岐阜で11分も停車する残念な特急だ。

 岐阜でやむなく10分以上も停車する「(ワイドビュー)ひだ25号」と「(ワイドビュー)ひだ5号」が残念なのは、長い停車時間だけではない。「(ワイドビュー)ひだ25号」は、大垣を9時47分に出発、岐阜に9時56分に到着して10時11分に出発するダイヤとなっている。

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