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浄水器、シロアリ対策… 無くならない悪質な訪問販売に要注意

6/28(水) 15:00配信

マネーポストWEB

 ここ数年の「詐欺」といえば、「振り込め詐欺」が話題になることが多いが、昔ながらの「訪問販売詐欺」がなくなったわけではない。

 訪問販売詐欺では、自治体の職員や水道局員、消防署員などを装うケースが多い。たとえば、東京都水道局の公式サイトには、「水質検査・浄水器販売」「架空の漏水修理・メータ修理」などのケースが紹介されている。

「水質検査・浄水器販売」詐欺とは、水道局の関係者を装い、水質検査を実施し、水質が悪いなどと不安を煽り、高額な浄水器を売りつけるというものだ。水道局が水質検査をする際には事前のお知らせを配布した後に実施するので、アポなしで訪れる水質検査は怪しいと考えたほうがいいだろう。また、水道局員が浄水器などを販売することもないので、何かの商品を勧められた時点で、怪しいと考えるべきだ。

「架空の漏水修理・メータ修理」は、いきなり訪問してきて、「漏水の工事をしました」と修理代を請求したり、「水道メータを交換しました」と交換代金を請求したりするケース。そもそも、住人に知らせずに水道の修理をすることはないし、水道メータは水道局が無料で交換している。このようなケースで金銭を支払うことはありえない。

 それ以外にも、「消防署の方から来ました」などと言って、あたかも消防署員であるかのような素振りで、火災報知器や消化器を売りつけるケースもある。

とにかく簡単にお金は払わないこと

 訪問販売では、まったく必要のないものを相場よりも高い値段で売りつけられることもある。例えば、シロアリ対策の床下換気扇販売などで、そうしたケースが報告されている。訪問販売詐欺事情に詳しいジャーナリストはこう話す。

「ちゃんとした施工業者であればいいんですが、たとえば“お隣さんにも設置したんですが…”みたいなことをいっていきなり訪問してくる業者は注意が必要です。実際には15万円程度しかかからない換気扇を40万円とか50万円で販売していたケースもあります。そういう業者は工事そのものも杜撰で、換気扇を取り付けたはいいけどまったく稼働していなかったということもあります」(以下「」内同)

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最終更新:6/28(水) 17:06
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