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無理しちゃうアスペルガー女子は恋愛に不利?

6/28(水) 18:00配信

BEST TIMES

雑談ができない...。そんな理由で恋愛から遠のいてしまっていたり、人間関係に疲れてしまうあなた。もしかしたらアスペルガーかも? そこで「雑談が苦手なのはスキルが不足してるだけなんです」と語るのは、自身も自閉症アスペルガーの症状に悩んだ経験を持つ、発達障害カウンセラーの吉濱ツトム氏。同氏・著『隠れアスペルガーでもできる幸せな恋愛』では具体的な改善方法も紹介している。

恋愛に関してはより深刻なアスペルガー女子

 隠れアスペルガーも含めたアスペルガーの人の、約8割は男性です。女性より男性のほうが多いのですが、恋愛に関しては、ある意味、女性のアスペルガーのほうが深刻と言えます。

 アスペルガーの人は、雑談ができず、他人の気持ちを推し量ることが苦手です。そのため、デートをしても会話がはずまなくて気まずい思いをします。あるいは、「その服ヘンだよ」などと率直すぎる言い方をして、相手を怒らせてしまうこともあります。

 複数の物事を同時進行で行うのも苦手です。デート中、次の行き先を考えているときに話しかけられるとパニックになるし、歩きながら会話をすることさえ、満足にできません。

 また、自分が興味のあることにはとことん熱中するけれど、それ以外のことには全く興味を持てないため、デート中につまらなそうな態度をとってしまうことも多々あります。こんな調子なので、アスペルガーの人は、デートの相手を不愉快な気持ちにさせてしまうことが多いのです。

 すでにお気づきかもしれませんが、こういったアスペルガーの特徴は、「普通の男性」にも割とよく見られるものです。男性は、女性に比べて雑談をあまりしないし、相手の気持ちを察したり、細かい気配りをしたりするのもうまくありません。集中力がある反面、同時に2つ以上のことをこなすのは苦手です。

アスペルガーの特徴は男脳? 

 これは、男脳と女脳の違いに原因があります。女性の脳は、男性に比べて脳
梁(左右の大脳をつなぐ線維の束)が太いため、脳内を行きかう情報の量が多く、スピードが早いのです。普通、女性は男性より細かいことによく気がつくし、会話をしていても次々と内容が移り変わります。電話をしながら料理をして、ついでに片付けをするなんてことも可能です。

 ところが、アスペルガーの女性はそうはいきません。会話の内容がコロコロ変わるガールズトークにはついていけないし、他人の気持ちがあまりよくわからないので、基本的に気が利きません。同時並行処理も苦手だから、料理や片付けも得意ではありません。さらに言えば、鉄道や昆虫採集、工場見学といった男性的でマニアックな趣味に没頭する傾向も見られます。そんな「男っぽい」性質を持っているため、「アスペルガー女子」は女友達より男友達のほうが話しやすく、男友達とばかりつるんでいることが多いのです。

 要するに、アスペルガーというのは、ある種の「男らしさ」が強調された存在なのです。
 一時期、男は話を聞けないとか、女は地図を読めないとか、男脳・女脳という分類が流行しましたよね。その分類で言う「男脳」の特徴をずっと極端にしたのがアスペルガーだと理解しておけば、ほぼ間違いありません。

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