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英雄マルディーニ、テニス挑戦初陣 完敗に「私には時間がない」と“ラスト宣言”

6/28(水) 10:44配信

THE ANSWER

サッカー元イタリア代表DFがテニスデビュー、ダブルス戦で0-2と完敗

 サッカーのイタリア・セリエAの名門ACミランの元イタリア代表DFパオロ・マルディーニが、49歳にしてプロテニスデビューを果たした。しかし、サッカー界で無敵の強さを誇ったレジェンドも、第二の競技人生初戦でよもやの完敗。プロテニス選手としてのキャリアを封印することを宣言した。

【画像】赤黒のユニホームからテニス選手に“変身”…公式インスタグラムで公開したプロテニスデビュー戦のマルディーニ「素晴らしい経験」

 ACミラン一筋で1985年から2009年までプレーした伝説的名手は49歳の誕生日を迎えた26日、ミラノで行われているATPチャレンジャーツアー「アスプリア・テニスカップ」にワイルドカード(主催者推薦)で出場。イタリア人テニス選手でマルディーニのコーチを務めている45歳のステファノ・ランドニオとともにダブルスで参戦し、1回戦でトマシュ・ベドナレク(ポーランド)とダビド・ペル(オランダ)組と対戦した。

 赤土のコートにオレンジ色のシャツで登場したマルディーニは、絶妙なロビングショットを披露するなど見せ場を作った。しかし、試合は1-6、1-6でストレート負け。スタンドにはミラン時代の僚友のクラレンス・セードルフ氏も応援に駆けつけたが、試合時間はわずか42分と完敗だった。

イタリア地元紙「ラ・スタンパ」によると、マルディーニは「すごくワクワクした。でも、通用しないんじゃないかという恐怖はあったよ。ここで49歳の誕生日を迎えるとは思わなかった」と振り返っている。

そして、今後については、サッカーとテニスの違いや、米2部マイアミFCの経営に携わるなど実業家として多忙を極めていることから、今回が最初で最後のテニスの公式戦になると語ったという。

テニス挑戦は「ユニークな素晴らしい経験」も、「もう1回できるものではない」

「すごくユニークな素晴らしい経験だったけれど、もう1回できるというものではない。私には時間がないので、(テニスは)より困難な挑戦になるんだよ。サッカーのボール扱いは慣れているけれど、テニスは距離感が違って、ラケットもあるんだ」

 記事では最後に、マルディーニが尊敬するテニス選手についても触れている。

「フェデラーだよ。彼はマエストロだ」

 第二の競技人生で、スイスが誇る芝の王者のようなプレーは見せることができなかったが、49歳の挑戦は多くのファンの心に深く刻み込まれたはずだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:6/29(木) 11:54
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