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じつはかなりレベルアップしていたCO・OPのオススメ商品6選

6/28(水) 19:10配信

@DIME

◆60年の歴史があるこだわりのコープ商品

 日本生活協同組合連合会(日本生協連)の取り組みや新商品、人気製品を紹介する生協の組合員向けのイベント「CO・OP商品実感フェスタ」が開催され、全国から500人ほどが訪れた。会場では商品の試食会や、洗剤などの生活用品、化粧品などのデモンストレーションも行われ、商品に対する安全、安心意識が高い組合員も多く、熱心に担当者の話に耳を傾けていた。

【写真】じつはかなりレベルアップしていたCO・OPのオススメ商品6選

 日本生協連の設立は1951年。生協は利用者である消費者が出資して組合員となり意思決定や運営に参画するシステムで、宅配や店舗などの購買事業、共済事業、福祉事業、医療事業で構成されている。

 安定的により安い商品の提供を目指して開発が始まったコープ商品は、1960年に高度成長期の物価高の中で日本生協連コープ商品第1号となる「CO・OP生協バター」を発売。1966年には組合員参加開発第1号となる衣料用洗剤「CO・OPソフト」、1969年には衣料用洗剤「CO・OPセフタ―」、1977年には化粧品「コープ基礎」を発売。洗剤や化粧品は中身やパッケージを変えながらブラッシュアップして現在も販売されている。また、子育て世代から年配者まで根強い人気を誇る野菜果実ジュース「ミックスキャロット」も発売から35年を迎えた。

 ライフスタイルの変化で多様化する組合員の想いや声を受け止め、さらにコープ商品を良くしていこうと、2015年からブランド刷新をスタート。ブランドメッセージと「5つの約束」を打ち出した。コープ商品は約4500品目あるが、ばらばらだったデザインをコープラベルの中に商品名と商品コピーを収めて、マークも統一する形でリニューアル。2年が経過した現在は3109品まで切り替えが進んでいる(以下、価格はすべて税込参考価格)。

◆新しいマークがついた商品

 ブランド刷新では組合員の要望が強かった「国産素材」、「産地指定」、「健康配慮」のマークを付けた。「健康配慮」のマークが付いた商品ではカップめん、おにぎりなどがある。7月に新発売される「焼おにぎり(塩分25%カット)」(213円)は、コープ商品の売れ筋でもある「焼おにぎり」を25%減塩した商品。国産のあきたこまちを使用した減塩おにぎりで、1個あたりの食塩相当量は0.3g。鉄板商品でもある焼おにぎりの味を変えることには議論があったそうだが、組合員の意見も入れて健康を重視した味付けにしたという。

 忙しくても栄養バランスの良い食事を作りたいという願いに応えたのが「コープのかんたんレシピ」。マーク付きの商品は124品で、商品に付いたQRコードからクックパッドのサイトに飛び、家庭料理研究家の奥薗 壽子さんが作成したオリジナルレシピが見られる。乾物の使い方がわからないと悩む若い母親にも好評で、短時間で簡単にできるレシピが104件紹介されている。

◆きらきらステップ

 今年4月に新発売された乳幼児向け、子育て中のママ&パパ向けのサブブランド「きらきらステップ」。現在は冷凍食品9品目で、乳幼児向けの冷凍食品はコープ商品が初めてだ。ロゴに離乳食向け、幼児食向けの文字を付け、使い方などパッケージを見てすぐにわかる仕様になっている。

 子どもには安全安心なものをという願いに応えて、子育て世代の組合員モニターの声を商品開発に生かし、冷凍しておけるポーションのおかゆ、下ごしらえなしですぐに使えるアレンジしやすい、魚、肉加工品を商品化している。

◆コープクオリティ

 おいしいものを食べたいと思う時、選んで間違いない「おいしさ」を目指した商品「コープクオリティ」は高級感のある統一的なパッケージで、現在56品で展開している。原料や製造方法へのこだわりがあり、おいしさの理由が明確で、100人規模の組合員テストで8割以上がおいしいと評価した商品のみ発売している。

◆エシカル商品の取り組み

 生協が昨年から力を入れているのがエシカル(倫理的)消費に対応した商品の開発。毎日の買い物で誰かの笑顔につながる商品を購入してもらいたいという取り組みだ。地域、社会、環境、人々という4つの分野で展開。「環境」では持続可能な漁業で獲られる水産物である「MSC認証」商品を発売。骨を取って食べやすくした「骨取りさば」シリーズは手軽でおいしく、魚の原料にもこだわった商品で、年間30億円の売れ筋商品となっている。

 同じく環境分野では、主力のレギュラーコーヒー4シリーズが、2017年秋から持続可能な農業を営む農園で育てられた商品「レインフォレスト・アライアンス」認証が付くものに。「人々」の分野ではコープ化粧品40周年を機に、1品購入に付き1円寄付する「ピンクリボン運動」にも取り組む。

【AJの試食&読み】ご無沙汰しているうちに進化していたコープ商品

 実家の近くに生協の店舗があったため、小学生のころから馴染みのあったコープ商品。レジ袋有料化が始まるはるか以前から、生協では買い物袋持参が鉄則だった記憶がある。時を経て子どもが生まれて2年間ほど、生協の宅配「パルシステム」を利用していた。最近はすっかりご無沙汰になっていたが、当時よりさらにコープ商品が進化、多様化していて驚いた。

 今回のフェスタで試食した中からイチオシの商品を紹介しよう。

○「コープクオリティ 大きなご馳走えびフライ・6尾(280g)」(1280円)

 大型のブラックタイガーを産地で生のまま衣付けして急速冷凍した「シングルフローズン」を採用。衣率は40%に抑えてあり大きくて食べ応えがある。パン粉は2種類を使って香ばしくサクサクの食感に。また衣には海老の頭のだしで取ったスープが入っており、衣にも海老の味がしっかりとついているため何もつけずに食べてもおいしい。むしろ何もつけない方が、海老の風味や食感を存分に味わえる。組合員テストでも99%がおいしいと回答。商品名通りご馳走になる一品だ。

○「バルサミコクリーム 300g」(498円)

 今年6月からコープイタリアのプライベートブランド商品の直輸入がスタート。コープイタリアのクオリティライン「FiorFiore」の商品で、3カ月以上オーク材の樽に仕込んだ、IGP(原産地保証)認証されたモデナ産のバルサミコ酢に、ブドウ果汁、砂糖、でんぷんで加工しとろみのあるソースに仕上げた。イタリアではチーズにかけることが多いそうだが、バルサミコ酢ほど酸味がきつくないので、サラダやフルーツ、アイスクリームにかけてもおいしい。

○「6種のハーブを使った!大きなグリルチキン2枚(300g)」(598円)

 味付けしてあるチキンをひと手間で調理できる、忙しいときにとても便利な商品。最初にレンジで温めてから、オーブンやフライパンで焼き目をつけることで、外側はパリッと内側はふんわりとしたチキンができあがる。1枚あたり150gなのでボリュームもたっぷり。

○「コープクオリティ 紅茶のシフォンケーキ」(648円)

 冷蔵庫で2時間ほど解凍するだけで、ふわふわのシフォンケーキに。冷凍食品がここまでふんわりになるのは驚き。紅茶の香りが立ち、クリームも甘さ控えめで食べやすい。組合員テストでも94.2%がおいしいと回答。4カット入り。

○おさかなだけのパラパラミンチ(378円)

 魚料理を作りたいがレパートリーがない、子どもが魚を食べたがらないといった組合員の声を反映して開発された商品。スケソウダラのフィレを蒸して加熱し、ひき肉のようにパラパラのミンチに加工しているので、ひき肉同様にハンバーグや炒め物、チャーハン、スープ、麻婆豆腐などに使える。試食会では甘辛に味付けしたそぼろを提供。肉と遜色のない味わいで、子どもはひき肉だと勘違いしそう。脂質が気になる中高年の組合員にも好評だとか。

文/阿部 純子

@DIME編集部

最終更新:6/28(水) 19:10
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