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早期リタイアすると「認知力が低下」する可能性がある

6/29(木) 9:10配信

ライフハッカー[日本版]

ほとんどの人が、退職した後のことなどまったく想像もできないほど大変な時期を過ごしており、ましてや早期リタイアなんて考えたこともないでしょう。にも関わらず、多くの人が40歳かそれより前に仕事を辞めたり、経済的な独立を達成しています。30代で隠居した人のように1日中ビーチでカクテルでもすするなんて、信じられないほど素晴らしいような気がしますが、早期リタイアには欠点もあります。

【画像】早期リタイアすると「認知力が低下」する可能性がある

まず私は、金融系ブログ「Mr. Money Mustache」で早期リタイアのコンセプトについて読みました。ブロガーから個人金融に関するプロになったPeter Adneyは、莫大な貯蓄率と極端な倹約のお陰で、何とか30代までにリタイアしました。Adneyは、ほとんどの人は同じことをする余裕があると主張します。しかし、自分の状況を制御することができず、外部の圧力を必要以上に責めているのだと言います。個人金融と経済に関して執筆している人間として、私はこの視点はあまりにも単純化し過ぎだと思いますが、「Done By Forty」のブロガーBrianと同じように、多くの人が同じように早期リタイアをずっと夢見ています。

Brianは40代までにリタイアするという目標を掲げており、早期リタイアはどのようなものなのかという全体像を探求しています。

早期リタイアや経済面での自立について書いている私たちブロガーは、友だちや家族との時間が増える、見返りを必要とするプレッシャーのない活動を追求する自由、経費を無期限に維持できる蓄えがあるという安全性など、目標の利点の概要を説明するいい仕事をしていると思います。しかし、早期リタイアのような人生が一変する本質的なリスクを追求する、嫌な仕事でもあります。

Brianは最近のポストで、頭の回転が鈍くなっているかもしれないと、早期リタイアのリスクについて書いていました。

リタイアと認知力低下の関係性

リタイアと認知力低下の関連性を裏付ける研究は、実際は少ししかありません。もっとも注目すべきは「Health and Retirement Study」の研究で、研究者は“精神的なリタイア”と呼んでおり、若くしてリタイアするほど辛いようです。

ニューヨーク・タイムズ紙では、「the Journal of Economic Perspectives」に掲載されていた研究を引用して、このようにレポートしていました。

研究者は、60~64歳まで働いている人の割合と記憶力テストの成績の、直接的な関連性を発見しました。60代前半でテストを受けても、長く働いている人ほど記憶力が良かったのです。

その研究では、被験者に一連の言葉を覚えてもらう記憶力テストを使っており、早期リタイアを勧めている国も含め、さまざまな国出身の人にテストをしました。遅くリタイアする国の被験者よりも、早期リタイアした人の方が驚くほど成績が悪いことがわかりました。

Brianは「記憶力テストが表しているのは、ほんの氷山の一角で、もっと大きな精神力の低下を表しているに過ぎないと感じています」とブログに書いています。もちろん、相関関係は必ずしも因果関係ということではなく、記憶力テストは認知力を測るひとつの方法に過ぎません。他の科学者もそのことを指摘しています。研究者はニューヨーク・タイムズ紙にこのように言っています。

確かに説得力はありますが、完璧ではありません。最初の切り口に過ぎないので、もっと追求しなければなりません。

つまり、精神的リタイアの研究の著者は、因果関係は実際にあるとかなり確信しているようです。早期リタイアによって認知力が低下する理由もいくつか指摘しています。

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