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メディアにおけるAI導入の現状:要点まとめ

6/29(木) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

GoogleとFacebookをはじめとするテック大手は、人工知能(AI)新興企業を次々に飲み込んできたが、まだ飢えている。

企業情報データベースのCBインサイト(CB Insights)が5月に発表した調査結果によると、2017年第1四半期にテック大手が買収したAIスタートアップは34社で、前年同期に買収された総数の2倍を超え、過去四半期の最高記録である2016年第3四半期の28社を軽々と更新。また、米新興メディア「アクシオス(AXIOS)」は先週、GoogleがAIに特化したベンチャーファンドを立ち上げたと報じた。このファンドは、ベンチャーキャピタリストではなくエンジニアが監視し、最大1000万ドル(約11億円)の投資を扱うという。

以下は、テック大手によるAI企業の買収と、より広い視野で眺めたメディアにおけるAIの役割について、現状をまとめたものだ。

全体像

・この5年間に、Googleの親会社アルファベット(Alphabet)が買収したAIスタートアップは11社で、その大半は公開企業だ。続くAppleが7社、さらにFacebookとIntelがそれぞれ5社で後を追う。Twitterもさほど遅れをとることなく、同時期にAI分野の新興企業4社を買収した。
・Googleの場合、買収はさまざまなカテゴリーにまたがっている。過去3年間だけで、予測分析専門企業カグル(Kaggle)、ボット向け自然言語処理プラットフォーム専門企業API.AI、ビジュアル検索技術専門企業ムードストックス(Moodstocks)を買収している。
・対照的に、Facebookはより絞り込んで買収してきた。ごく最近買収した2社、ズーリック・アイ(Zurich Eye)とマスカレード・テクノロジーズ(Masquerade Technologies)は、拡張現実(AR)専門の新興企業。スマートフォンのカメラで物体の空間における位置を把握したり、顔写真の上に画像やデジタル効果を重ね合わせたりする技術を手がけてきた。これらの買収は、Snapchat(スナップチャット)の機能を後追いするというFacebookの最近の戦略に沿ったものだ。
・AIスタートアップが巨額で買収される例もある。Googleは2014年、AIおよび機械学習の新興企業ディープマインド・テクノロジーズ(DeepMind Technologies)を4億ドル(約440億円)で買収。ディープマインドが最近開発した囲碁AI「AlphaGo」は、囲碁世界王者を破った。
・2強によるAI専門家の大量採用も目を引く。LinkedIn(リンクトイン)に掲載されているAI関連の求人は、Googleが240件以上、Facebookが80件以上だ。

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