ここから本文です

3つのライカレンズを搭載した最強カメラスマホ『HUAWEI P10 Plus』

6/29(木) 6:40配信

@DIME

スマホのカメラ機能はどこまで行くのか?最近、よく考えさせられる。個人的には画角をもっと自由にして欲しいので、異なる画角のカメラを複数搭載して、ワイドから標準までをカバーして欲しい。いっそ、3つの画角のレンズを搭載したトリプルレンズカメラがあってもいいと思うが、光学標準ズームとワイドレンズを搭載したようなスマホであれば2つで多くのシチュエーションに対応できるようになり、かなり万能的に使えそうだ。

【写真】徹底検証!ライカの眼を持つファーウェイのデュアルレンズスマホ『P9』

これに対して、HUAWEIのライカのデュアルレンズカメラを搭載した「P9」は、より高画質に写真を撮影できるようにデュアルレンズを搭載している。これはこれで正解なのではないかと思う。しかし、最新の機種「P10 Plus」ではこれを超えたトリプルレンズを搭載している。

トリプルレンズと言っても前述のような画角の異なる3つのレンズを搭載しているわけではなく、従来のようなメインカメラの画質を向上させるためのライカのデュアルレンズに加えて、自分の撮りのためのインカメラをライカレンズに変えてきたのだ。まあ、画質を重視するのであれば、すべてのレンズをライカにするというのはグッドな選択だと言える。

■外観

前世代の機種である「P9」は高級感の高いデザインであったのに対して、P10シリーズは一転してカジュアルな印象を受ける。ちなみにP10 Plusというのは前世代の機種であれば、P9の大画面機である「P9 MAX」に相当する機種なのだろうか?P9 MAXは日本では販売されなかったが。

P10 PlusはP10の上位機でディスプレイサイズは5.5インチでP10の5.1インチと比較するとだいぶ大画面に感じる。ちなみに解像度は1440x2560ドットだ。このディスプレイは非常にコントラストが高く階調表現力も高く感じられる。それは精細な描写力のライカ画質の映像を表示するためのものなのかも知れない。

P10シリーズでは背面、側面のデザインはP9から大きく変わった。前は光沢メタリックを多用し、いかにも高級品という感じだったのに対して、P10は金属のマット仕上げで背面、側面が連続したものとなり、かなりのカジュアル度を増している。この背面は「ハイパーダイヤモンドカット」という仕上げだそうだ。

そのカラーリングはグリーナリーとダズリングゴールドの2色が用意され、グリーンはかなりカジュアルでおしゃれ感が高いし、ゴールドは高級感があっていい。P9よりも力が抜けて、だいぶおしゃれさが板についてきた印象だ。このボディの仕上げはマットっぽいおかげでセルフィー撮影でもホールドしやすいのがいい。

■指紋認証センサーのベストポジションは?

P10 Plusではディスプレイ下部に指紋センサーがあり、それは一見、ホームボタンのように見えるかも知れない。実際のホームボタンは最近の多くのAndroid端末と同じようにソフト的に処理される。つまり、画面をタッチするわけだ。

このディスプレイの下に指紋センサーを搭載したことで、この機種では背面に指紋スキャナを持つ機種よりも素早くロックアウトすることができる。

一時期、一部のメーカーは背面に指紋スキャナを配置することで素早く指をスキャナにおいてロックアウトできるというようなことを主張していた。これは、現実にはその位置に指紋スキャナがあることに慣れている場合に限られるだろ。正面から背面は見えない。スマホを手に持ったポジションで指が背面に行きやすいからといって、背面スキャナで素早くロックアウトできるとは限らないだろう。素早くロックアウトするには、それなりにその端末に慣れることが必要だろう。

僕は初めて使うような端末であれば、P10 Plusのように正面に指紋スキャナがある機種のほうが絶対に速いと思うが、どうだろうか?

■3つのライカレンズを搭載したカメラ

メインカメラは1200万画素と2000万画素の2つのカメラで2000万画素がモノクロカメラ。写真をモノクロで撮影し、輪郭を明確にして緻密なしっかりした描写を可能にする。ちなみにメインカメラのレンズはF1.8、インカメラはF1.9で極めて明るい。

3D顔面検出技術などを搭載したことで、人の顔をより緻密に捉えることができるようになった。そして、ポートレイト機能を搭載し、人の顔をより緻密に描写してくれる。

それにしても、この描写力の高さはなんなのだろうか?実際に肉眼で見ているよりも、ディスプレイにより緻密な世界が描写されているように感じてしまう。

そして、今回は自撮り用のインカメラもライカレンズになり、自撮りの写真もより緻密な映像として撮影できるようになった。

今回のカメラ機能でいいのは、ボケ味を生かした画像を「芸術的ボケ」機能のアイコンのタップ一発で撮影できること。撮影画面の右上のアイコンをタップすることで「芸術的ボケ味」をオンオフできるのだ。

今回のP10 Plusでは非常に簡単に美しい写真がバンバン撮影できるのがいい。明確に前世代機種から映像が1レベル進化した印象だ。

■パフォーマンス

そして、スマホとしてのパフォーマンスも非常に高い。指紋でのロック解除も極めて速いし、使っていてストレスを感じる部分があまり見当たらない。Antutuベンチマークでベンチマークを測定してみると、その数値は非常に高く、119324だった。現在のスマホのなかではかなり速いほうだと言える。ちなみにAntutuのランキングではGALAXY S7Edgeよりも少し遅く、honor V8より少し速いという感じだ。

ちなみにこのスマホが搭載するプロセッサはファーウェイ製のKIRIN960になる。メモリは4GB、ストレージを64GB搭載し、かなり快適な環境になっている。

P10 Plusのカメラ機能は前世代の機種から非常に進化している。その緻密な描写力、手軽にボケ味を生かした美しい写真が撮影でき、ちょっとカメラ機能に優れた程度のスマホとはひと味違う本格的なカメラスマホになっている。インカメラもライカレンズになったのもいい。しかもスマホとしても十分に快適なハイパフォーマンスを持っていて、万能的に使える。

P10 Plusは手軽に芸術的な写真を撮影したい人、カメラ好きな人にオススメしたいスマホだ。

文/一条真人

@DIME編集部

最終更新:6/29(木) 6:40
@DIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

@DIME

小学館

2017年12月号
10月16日発売

定価600円

Amazonを使い倒す超賢ワザ
『iPhone X』を買うべき10の理由
開発の裏側も見せます!無印良品の家電学

Yahoo!ニュースからのお知らせ