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あの頃これが欲しかった!当時は大容量だったリムーバブル磁気ディスク「zip」

6/29(木) 7:30配信

@DIME

パソコンのメインメモリーの情報を保存するための装置、「補助記憶装置(≒外部記憶装置)」。

【写真】あの頃これが欲しかった!パソコン黎明期に爆発的な人気を博したシャープのマイコン『MZ-80K』

PCのRAM(Random Access Memory)は、電源を切ると記憶内容が消える「揮発性」の為、不揮発性で持ち運びしやすい「可搬性」を持つ、外部記憶装置の存在が必要不可欠です。

外部記憶装置の歴史を紐解いてみると…。

その昔、レトロなSF映画でお馴染みの「磁気テープ」から始まり…。

初の個人向けのマイクロコンピュータである、MITS社のAltair8000の外部記憶装置として用いられたのは…。

もっぱら、テレタイプで入出力した「穿孔(せんこう)テープ」が用いられていた様です。

その後、画期的な電子記録媒体、「フロッピーディスク」が登場。

フロッピーディスクは、安価で大容量のデータを保存する事が可能だったので、1990年代頃は、PCに標準で搭載され、隆盛を誇りました。

しかし、コンピュータの性能が向上するにつれ、2DD(720KB)~2HD(1440KB)のデータ保存量では間に合わなくなり、新たな外部記憶装置の登場が待ち望まれていました。

確かに、当時流行したパソコン通信で、フリーソフトやCGをダウンロードして保存すると、どんどんフロッピーメディアを消費してしまい、保存が追いつかなくなってしまった経験をした思い出があります。

そんな中、1994年に、大容量かつ、高速アクセスが可能な外部記憶装置が登場致しました。

それこそが…。”当時は”大容量だったリムーバブル磁気ディスク「zip」なのです!

「Zip(ジップ)」は、アメリカのアイオメガ社によって開発された、ディスク容量が100MB・250MB・750MBを誇る、大容量のリムーバブル磁気ディスクです。

従来のフロッピーディスクの容量と比較すれば、破格の大容量でした。

筆者が微かに覚えている記憶では、ドライブの値段が確か2万円?台程度の物があった様な気がします。(記憶違いでしたらスミマセン)

当時の外部記憶装置の価格帯としては、かなり安い方ではなかったかと思います。

ちなみにzip登場時は、「次世代外部記憶装置の最右翼」と言われ、相当持て囃され(もてはやされ)かけたとか。

...しかし!実はこの当時、企業ベースで、既に普及し始めていたのは、「MO:Magneto Optical disk:光磁気ディスク」の方だったのです!

MOも、フロッピーディスクやzip同様、カートリッジに収められ、保護されている「リムーバブルディスク」なのですが、最大の特徴として、「磁気に強い」「仕組み上、ディスクやヘッドが摩耗しないので長持ちする」と言った事が挙げられます。

MOの仕組みも、記憶媒体を磁化してデータを記録する方式なのですが、常温で保存している限りに於いては、磁石をメディアに近づけても中のデータはまず消えない為、メディアの扱いがどうしてもラフ(大雑把)になりがちで、それなのに、保存されたデータの信頼性は必要とされる外部記憶媒体・装置としては、正に打って付けだったのです。

筆者が当時務めていた職場でも、事務所内にMOドライブやメディアが散乱していました。きちんと片付ければ良かったのにね。もう知らんけど。

その後、CD-ROMやハードディスクが安価になり、Zipドライブの人気は一気に収束してしまいした。おわり。

”当時は”大容量だったリムーバブル磁気ディスク「zipドライブ」。
これからも斬新な周辺機器がどんどん出てきて欲しいものですね!

※記事中の情報は、記事執筆調査時点のものとなります。
※本記事は、あくまでも筆者の微かな記憶と主観に基づき、飛躍したテキトーな表現によるエッセイであり、特定メーカーや機種等を貶める意図はございません。
※本記事に登場する、漫画のキャラクターはフィクションです。

文/FURU

@DIME編集部

最終更新:6/29(木) 7:30
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