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循環物色が続いてきた中小型株に異変の兆し? 

6/29(木) 7:16配信

会社四季報オンライン

 日経平均株価は2万円台を維持する動きが続いています。とはいえ、6月20日につけた2万0318円から動くに動けないという感じなのでしょうか。最近は、ニューヨークダウもナスダックも、少し値動きが荒くなってきたようです。崩れそうで崩れない状況が続いてきただけに、トレンドが変わるのか非常に気になるところです。

 また、WTI原油先物については、引き続き価格が下落する戻り売りの状況が続いています。今後、底打ちに向けての動きが出てくるのではないかと考えていますが、若干時間は必要でしょう。

 循環物色が続いていた新興市場、中小型株については、東証マザーズ指数の株価チャートを見る限りでは、6月23日に1214ポイントの高値をつけた後は下落に転じて大陰線のローソク足となったこともあり、短期的な流れが変わった可能性もあります。とはいえ、2017年はIT関連銘柄が強いと年初から考えていますので、株価が押してくれるような局面は絶好の買い場と判断しています。

 さて、いまだに固執している仮想通貨関連ですが、前回はインフォテリア(3853)を取りあげました。株価は6月21日に1200円を回復、そのまま順調に上昇を続けてくれれば保有を続けるつもりでしたが、22日の株価は6月1日につけた直近高値1291円を超えることができない状況でした。経験則では戻り売りになる可能性が高く、買値付近まで押してしまうことも考えられます。

 株価がまた安くなるようであれば買い戻せばいいだけですし、高くなったら高くなったでまた買い戻せばいいだけです。そこで22日にいったん売却してしまいました。最近は地合いもだいぶ過熱してきているので、あまり週をまたがずに利益を確定することを優先しています。結果論ではありますが、東証マザーズ指数が大陰線になったことで、インフォテリアの株価は下落に転じてしまいました。

 新興市場と中小型株も銘柄循環の流れが途絶えつつあるようです。しかし、考えようによっては、絶好の買いチャンスになるかもしれません。夏に向けて若干モミ合う、もしくは下落するようであれば、今年もまた株主優待銘柄なども買ってみたいと考えています。

 横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

横山 利香