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結婚式で花嫁が酔ってフラフラ…レストラン披露宴の落とし穴

6/29(木) 8:50配信

女子SPA!

 結婚式は一生の思い出。みんなに祝福され素晴らしい記憶となっている人も多いでしょう。ところが、後悔や反省だらけと言う元・花嫁もいるようで…。

◆打ち合わせは3回だけで披露宴を迎えることに

 さかのぼること5年前の27歳の時、仕事場の同僚と結婚をした葵さんの話です。葵さんと旦那さんの翔さんはお互いに仕事が忙しく、結婚披露宴までの打ち合わせに行く機会がほぼなかったといいます。

「結婚式は近くの教会で上げて、披露宴は3階建てのレストランを貸し切って行うことにしました。そのレストランは毎週末結婚式を行っている人気店なので安心してお願いしました」

 その時点で、式まで期間は4カ月。葵さんが結婚式をそこに決めたのは、そのレストランのショーウィンドウに飾られていた『ロミオとジュリエット』のジュリエットのようなクラシカルなドレスにほれ込んだから。そのドレスをオーダーメイドで80万円ほどかけて作ったそうです。

 しかし、葵さんには不安が付きまとっていました。

「採寸を含めて式場に足を運んだのはたったの3回でした。周りの結婚していく友人たちは、毎週末、披露宴場に呼ばれているというのに。『もう打ち合わせることはありませんので、来られなくて大丈夫ですよ』とコーディネーターさんに言われました。

 どうして私たちだけはそんなに少なかったのかもわからないまま、式当日を迎えました」

◆司会者がいない!

 このたった3回だけの打ち合わせが、当日困ったことを引き起こすのです。

 まず第一に困ったこと。

「簡単なヘアアレンジなら介添えスタッフができますので」とコーディネーターさんに言われていたのを信じていたのに、いざ当日になると介添えスタッフが「え? そんなこと聞いてませんけど?」と断られました。

 参列者の中に美容師の友人がいたため、その場でアレンジを直してくれて、ことなきを得たそうです。

 そして困ったこと2つ目。

「式が始まる合図を待っていても、誰も何も言ってくれません。確かに打ち合わせの時に、『司会はなしのコースでいいですよね?』と聞かれていましたが、『進行でマイクを持つ人はいるので、安心してください』と言われていたのを信じていたのです。

 結局、なにもしないままでは困るのでと夫の翔がマイクを握り、突如『本日はお忙しい中~』とあいさつを始めました。司会の準備なんてしていなかったので、もうその時点でめちゃくちゃです」

◆酔っ払って千鳥足の新婦

 そして3つ目の困ったこと。お酒を捨てられるバケツの存在を知らされていなかったことでした。

「私は元々お酒は強かったのですが、あいさつに回る席々でワインを注がれました。普通は参列者が新郎新婦の席に回ってきてくれるものなのですが、司会もいないので勝手に2人で動き始めたのが失敗でした」

 そこから注がれるがままにワインにビールにと次々と飲み、やがて葵さんは酔っぱらい始めます。その時、介添えスタッフが言ったのです。

「こんなに歩き続ける新婦さんは初めて見ました。普通は新郎新婦は自分の席に座って、お酒を注ぎに来られても、テーブルの下にあるバケツに捨てるんですよ(苦笑)」

 時すでに遅し。千鳥足で真っ赤な顔になった葵さん。残っている新郎新婦2人の写真は、まるで『サザエさん』の波平さんが酔った時のように、両ほっぺと鼻の頭がまっかな酔っ払い顔だったのです。

◆写真は簡単なものだけで、記録も記憶もなし…

「そうそう、もう1つ困ったことがありました。夫の職業は出版社で働くカメラマンだったで、当日の参列者にもカメラマンが多くいました。そのため、結婚式場専属のカメラマンは発注しなかったのです。

 誰かカメラを持ってきてくれるだろう~という甘い考えの元、いざ式が始まった時に気付きました。カメラマンさんたちの誰もカメラを持ってきていない! 残念ながら本物が撮った写真は残っておらず、結局、素人の参列者が撮った写メと簡単なコンパクトカメラの写真だけが残りました……」

 葵さんから、まだ結婚していない皆さんにアドバイス。

「せっかく作ったドレスの写真もきれいには残っていなくて、なんのために作ったのか分かりません。みなさん、打ち合わせは詳細までしっかりとつめて、シュミレーションをした上で当日を迎えてください。私は酔っぱらって、式の記憶もほぼありません(笑)」

 葵さんを反面教師に、みなさん幸せな結婚式を迎えてください!

―闇系結婚式エピソード― vol.4

<TEXT/大伯 飛鳥>

【大伯 飛鳥】芸能、事件、興味ある事案に猪突猛進・突撃取材系ライター。

女子SPA!

最終更新:6/29(木) 8:50
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