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あなたの「決済力」と「リスク耐久力」は?

6/29(木) 5:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子さんがおすすめする、年に1度のお金の健康チェック。わが家のバランスシートを作るだけでも、お金に対する意識が変わります。

【関連画像】バランスシートで資産と負債をチェック! 35歳・Aさんの場合

●自分のバランスシートを記入する

 前回のコラム「年収450万円でも思ったように貯まらない理由」では、損益計算書の作り方を紹介しました。今回は、引き続きAさんを例に、バランスシートの作り方を見ていきましょう。これを作ることで、個人・家庭の資産と負債を把握することができますよ。会社のバランスシートを見る際の参考にしてください。

 バランスシートは左側に資産、右側に負債を記入します。

●将来いくらになる? わが家の資産を把握しよう

 シートの左側、「資産の部」に、持っている資産をすべて記入していきましょう(結婚している場合には配偶者の分も含めて記入します)。

 「金融資産」のところには現金や預金、株式や投資信託といった金融資産を記入します。値動きのある金融商品については、購入したときの価格ではなく、「現在の評価額(時価)」を記入するのがポイント。掛け捨て以外の保険に加入している場合は、解約返戻金(解約したときに戻るお金)の金額を調べて記入します。ネット証券・銀行で取引している場合にはウェブ上で評価額を確認することができますし、証券会社の窓口で購入したものについては取引残高報告書で確認します。

 将来年金や退職金として受け取るお金がある人は、それも書いておきましょう。例えば、企業型確定拠出年金(企業型DC)や個人型確定拠出年金(iDeCo)、小規模企業共済などがそれに当たります。今いくらになっているか、という視点で記入する点は他の金融資産と同じです。ただし、すぐには換金できないので「将来の年金資産」として金融資産の中でも「別枠」にしておきます。

 「固定資産」は主に住宅を購入した人が対象になります。土地や建物、マンションといった不動産や、自動車の他、高級な貴金属などが含まれます。こちらも取得価格ではなくて、「今どれくらいの価格で売却できるか」を調べてみましょう。例えば、マンションの場合、インターネットや新聞の折り込みチラシなどで近所の似たような物件(築年数や広さ)の価格を調べたり、一戸建ての場合には無料査定サービス利用したりするといいでしょう。

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