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【阪神】メッセンジャーの球宴“初”出場に立ちはだかる幾多の壁

6/30(金) 17:00配信

文春オンライン

 オールスターのファン投票及び選手間投票の結果が発表された。私が応援する阪神からは中継ぎ投手部門のマテオ、外野手の糸井嘉男、三塁手の鳥谷敬、捕手の梅野隆太郎が選出された。糸井と鳥谷はオールスター経験も豊富なベテラン選手だが、梅野とマテオは初出場である。特に梅野は阪神の生え抜き捕手としては、あの田淵幸一以来のファン投票1位。今季ここまで打撃成績は芳しくないものの、リーグトップの盗塁阻止率などが評価されたのだろう。

 そんな中、私としては残念な結果もあった。

 先発投手部門のファン投票で、阪神・メッセンジャーが3位に終わったことだ(選手間投票では3位以内にも入らなかった)。ちなみにファン投票1位は巨人・菅野智之の25万4949票(選手間投票でも1位の467票)、2位が中日・バルデスの19万7655票、そして3位のメッセンジャーは15万3945票。数字のうえでは完敗である。

意外にもオールスター未出場のメッセンジャー

 この結果をもう少し詳しく見てみると、先発投手のファン投票数ベスト10のうち巨人の投手は菅野一人しかいないのに対して、阪神の投手は3位のメッセンジャーの他に6位の藤浪晋太郎(6万4939票)、8位の能見篤史(5万5999票)と、計3名も入っている。これはセ・リーグ最多であり、つまり票が分散したことを意味している。ここまでの成績ではメッセンジャーと秋山拓巳の二人が阪神先発陣の中では目立っているものの、ベテラン・能見の安定感や悩める大器・藤浪への期待感も、虎党には捨てがたいのだろう。

 しかし、今季のメッセンジャーは6月30日時点でセ・リーグトップの7勝(4敗、防御率2.97)を挙げており、5月の月間MVPも獲得しているだけに、なんとかしてオールスターに出場してもらいたい、と思ってしまう。

 なにしろ、彼はいまだにオールスターに出場したことが一度もないのである。本人はこれまで何度か「オールスターに出たい」という発言をしているものの、阪神の外国人投手としては彼より後輩にあたる呉昇桓(現カージナルス)や今季のマテオが先にオールスター出場を決めた一方で、もっとも貢献度が高いはずのメッセンジャーは未出場。厳しい現実だ。

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最終更新:6/30(金) 17:00
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