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クロールの息継ぎってどうやるの?

6/30(金) 8:00配信

BEST TIMES

 こんにちは。水泳インストラクターの内村です。

 梅雨のこの時期、雨が降ると肌寒いですが、晴れ間が出ると一気に真夏日。凸凹天気で細かな体調管理が必要な時期です。薄手の上着などで工夫して、上手に乗り切っていきたいですね。
 また、学校プールもはじまったようです。夏がすぐそこに来ていますよ!! 

 さて、水泳は、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールの4泳法が広く知られていますが、プールに行くと半分以上の方が、クロールを泳がれています。それだけに、クロールの息継ぎで悩んでいる方も多いはず。

 ということで、今回はクロールの息継ぎに関して、特に中高年になってから水泳をはじめた方向きに、解説したいと思います。

ポイントは、3つ。
1、息を、止める→吐く→吸うの順番に行う。
2、手は毎回前でそろえる。
3、息を吐くのは、鼻から「ンーーー!」

になります。詳しく解説します。

≪中高年の方向け、クロールの息継ぎ(左呼吸の場合)≫

(1)壁を蹴り、息を止めながらバタ足をし、右手をゆっくり回します。
腕が回しにくい方は、右におへそを傾けると回しやすくなります(※写真1)。

「右手回しは、息止める。」で覚えます。

「え? 息を止めるの?」 今、そう思われた方も多いのではないでしょうか? 

テレビやネットでトップスイマーさんの水中映像をご覧になる機会もあるかと思います。どのスイマーさんも、息はずっと吐きっぱなしですね。
「上手な人は、息を止めないんだ!! !」
 そう思って自分でやってみると、うまく行かないことが多いです。
 なぜでしょうか? 

 それは、ビギナースイマーとトップスイマーの泳ぐスピードと肺活量の2つの違いにあります。

 中高年の方やビギナースイマーさんは、まだスピードがないので、息継ぎする前から息を吐くと、浮力がなくなり必要以上に沈んでしまうのです。

 もう一つは、肺活量が少ない方は、最初から息を吐き続けると、肝心な息継ぎの前に息がなくなり、苦しくなってしまうからです。

 ビギナーであればあるほど、この「息を止める間」を大切にしてください。

(2)両手を一度前でそろえ、鼻からブクブク息を吐きます(※写真2)。

「前ならえで、鼻からブクブク!」で覚えます。これにより、鼻への水の逆流を防ぎます。
 クロール息継ぎの、最初の難関ですね! 

 鼻からブクブク(ノーズブローといいます)は、具体的には、「ンーーー!」と音を出しながら行ってください。音を出すことで、吐く息の量を調整しやすくなります。


 この「ンーーー!」と鼻から息を吐くことを忘れて息継ぎに入ると、頭が回転するときに鼻に水が入り、「ツーン!」としてしまいます。

 これで何度も泣かされてきた方も、多いのでないでしょうか? でも大丈夫です。これで鼻ツン対策は、万全です! 

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