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美人系から美肌系へ!2017年“おとな可愛い”ってどんな人!? [おとなスタイル]

6/30(金) 10:01配信

講談社 JOSEISHI.NET

テレビウォッチャーが見てきた“可愛いおとな”の昔と今

キラキラ、ふわふわ、きれい色。いくつになっても可愛いものには、つい惹かれてしまう。でも50歳を過ぎたら、それが痛く見えることもあるわけで……。 成功、失敗の境目は、どこにあるのか。今回、ドラマに見る“可愛いおとな”描写は、昔とどう変わったのか、絶妙なイラストに辛口ドラマ批評が人気の吉田潮さんに分析をしてもらった。

美人系から美肌系可愛さへ

「’80~’90年代にドラマで活躍していたおとな可愛い女優といえば、風吹ジュンさん、森下愛子さん、浅田美代子さん、故・坂口良子さんあたりかと。
それにしても、この時代のおとな女優はみんな“美人顔”なんだなと、つくづく思いますね。森下さんは、なんでもありの昭和ドラマで、脱ぎっぷりも潔かったのも、忘れられません」
中でも、風吹さんと森下さんは、今なお、その魅力は健在だ。
「風吹さんは2003年のドラマ『年下の男』で高橋克典に恋される50代を演じて以来、おとなの共感を集める存在に。一度体調を崩して’88年から姿を見せていなかった森下さんも、2000年ごろから宮藤官九郎作品の『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』『タイガー&ドラゴン』で完全復活。おばあちゃんになっても可愛いんだろうなと想像できます」

そして今、ドラマに見る“可愛いおとな”に吉田さんが推すのは、石田ゆり子さんと吉瀬美智子さんだ。
「美しいけど、華やかというよりはおとなしくて、少し地味な“美肌美人顔”という印象。化粧っ気のない可愛さなので、なかなかマネもしにくいタイプです。性のニオイがまったくしない代わりに知性や理性を感じさせるところが、今っぽいと思います」
おとなの可愛さをアップデートさせるには、美肌美人系、知性と理性が、キーワードになりそうだ。

Q.あなたは“おとな可愛い”を目指したいと思いますか?

ぜひ可愛くありたい 64%
できれば可愛くありたい 28%
どちらでもない 4%
そう思わない 4%

大多数が「目指したい」一方、“可愛い”に疑問を持つ声も。



Q.“おとな可愛い”を勘違いしていると思う人の特徴は?

1位 服装に無理がある
2位 若作りしすぎなヘアメイク
3位 立ち居振る舞いがぶりっ子

ファッションやメイクの勘違いには冷ややかな視線が集中。
“可愛い”の代名詞であった有名人の名前が挙がるなど、まさにおとなにとって“可愛い”は諸刃の剣。



■Profile
ライター・イラストレーター 吉田 潮さん
医療健康からテレビまで幅広いジャンルでイラスト、執筆を手がけ、多数の連載を持つ。イラストとシニカルな番組批評を描いた週刊新潮「TVふうーん録」が好評。東京新聞のコラム「風向計」も連載開始。



『おとなスタイル』Vol.7 2017春号より
イラスト/吉田潮