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SMAP報道は、何が間違っているのか?彼らを取材し続けた二人に話を聞いた

6/30(金) 11:00配信

otoCoto

昨年末、25年に及ぶ活動に終止符を打ったSMAP。あれから半年が経っても、未だSMAPメンバーをめぐる報道は収まる気配を見せない。それは彼らが残したものがいかに大きいか、そして何かを続けること、そして終わらせることが、いかに難しいかを物語っている。

長年に渡ってSMAPの公式取材を務めたライター・相田冬二と雑誌『Invitation』の元編集長・小林淳一が「SMAPとは何だったのか」という大きな問いに対峙し考察した連載は、Yahoo!ニュースでも配信され、SMAPファンはもちろん、各界の著名人からも大きな反響を呼んだ。
連載が電子書籍化としてまとめられ発売されたばかりの二人に、あらためてSMAP報道に関する現状について、話を聞いた。


小林 日本の芸能史上、初めてじゃないですか。アイドルの契約が、これほどのトップニュースになるって。それだけ国民の関心事だし、まだみんな“SMAPモラトリアム”から抜け切れていないっていうことですよね。僕も連載(「SMAPとは何だったのか」)が3月末に終わって、電子書籍のあとがきを書いて、自分の中ではひと段落ついたと思っていたのですが……。

相田 そう、この仕事はなかなか終わらないし、終えられない(笑)。そこもSMAPのすごさですよね。でも、SMAP報道をずっと見てきて不思議なのは、小林くんや僕がよく知っているSMAPの実情、特に飯島(三智、元マネージャー)さんとSMAPの関係がほとんど語られていないことなんですよ。業界の人なら知っていて当たり前のことが、なぜか出てこない。つまりSMAP報道ってかなり一面的。解散の根拠になっているらしい、香取(慎吾)が飯島さんを母のように慕っていた……っていう浪花節みたいな話の出発点も、そこだけフォーカスするやり口は、まさに印象操作だなぁと。香取にしても、他のメンバーにしても、第一線で何年やってるんだって話ですよ。解散の原因が、たったひとつの情にまつわるエピソードなわけがないじゃないですか。結局、SMAPや飯島さんのことをよく知らない人が書いて、それを鵜呑みにする人たちが予想以上に多かったのだと思います。

小林 この連載で意外だったのは、相田さんって、おそらく業界で唯一、飯島さんに公式にインタビューした人じゃないですか。この連載でその話をした回で(第5回:香取慎吾は「未完の大器」である、第6回:木村拓哉とは『宿命を乗り越えていく男』である)読者コメントを見たら、誰も飯島さんの発言に反応していなかった(笑)。ファンにとっては、飯島さんの存在は意外と注目されていなくて、「スケジュール管理をする人」くらいにしか思われていなかったのかなと思いました。でもそれくらい、飯島さんは黒子に徹したということですよね。

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最終更新:6/30(金) 11:00
otoCoto

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