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日本人にビミョウに似ているガーナ人たち~世界の「残念な」ビジネスマンたち

6/30(金) 18:10配信

PHP Online 衆知(THE21)

そうそう雨に降られないのですが、西アフリカは雨期に突入しています。
ときどきお目にかかる1~2時間程度のスコールが、天地創造級です。
先日、幹線道路が完全冠水。迂回路は、あろうことか緑豊かなジャングル。凸凹が麗しい100%ピュアな泥道です。
象の一団が通りかかりそうな村道には、当然のように大きな水たまりが多々ありまして、我が家の軽自動車にとっては、もはや池。ワニが泳いでいても驚かないレベルです。
撤退する勇気を持ち合わせてないか弱き夫婦なので、泣く泣く突撃しました。
十戒のように広がる激しい波。フロントガラス全体にかかる茶色い泥水。巨大な石にぶつかったような衝撃と、車の悲鳴。アクセルを踏みながら、絶叫。
車が壊れる前に、ボクらが逝きそうです。

耳にやさしいガーナ人の「カタカナ英語」

サハラ以南のアフリカで、初めてヨーロッパから独立を得たガーナ。
その鮮やかな独立ぶりから、アフリカらしからぬ文明の香りと、インテリっぽい印象を受けたものですが、今のところ、世界一立ち小便が多い国ではないかと存じます。
彼らの逃げ隠れしない遠慮のない放水プレーは、しゃがんで用を足すイスラム教の薄まりを感じさせ、テロ事件が多い昨今ですから、立ち小便は安心の風物詩です。
またガーナは、恐れ多くもイギリス連邦の一員。路地裏の仕舞屋のおばさんまで、普通に英語を話します。
意味不明のフランス語を聞かずにすみ、肩の力が抜けたところです。
もし英語学校を経営したい起業家がいましたら、ガーナをオススメします。
彼らの英語はカタカナっぽいので、日本人の耳に優しいです。
ビザをとるのが厄介ですが……。

ガーナ人にサムライスピリットを見た!?

正真正銘、ブラック・アフリカンなガーナですが、微妙に日本人に似ています。
まず英語。カタカナっぽい発音は、日本語っぽい英語です。
そして、順番を守る律儀な心。
郵便局で窓口に並んだとき、列は乱れているものの、互いの順位を確かめ合う無言のアイコンタクト。決して割り込みをさせぬ体制は、島国根性に似ています。
口下手ながらも、困った人を助けてくれる任侠心もあります。
愛車がパンクした際、速攻でタクシーが停まり、運転手がサクサクっと修理してくれました。
一銭のお代も請求することなく、じゃ、ま、そういうことでと、大きな背中を残して去って行く侠気。
恩着せがましいところがなく、ああ、またつまらぬお節介をやいてしまったわって姿は、見たことはありませんが、サムライっぽくないですかね。

意外に礼儀正しいのが、警察官。
「本官は、○○であります!」
といった感じで、いちいち名乗ります。
「きょうは、どちらまで?」
ときには好奇心むき出しで、家族構成を事細かく質問し、妻の人数で威張ったりしますが、ぜんぜん悔しくありません。
たったひとりでも精一杯なのです。

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