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【ラジコンカー界偉人伝】世界的カリスマ「広坂正美」って知ってる?

6/30(金) 19:20配信

エイ出版社

RCユーザーから尊敬を集める日本人

ホビーのひとつとして愛好者も多いラジコン(RC)カー。本格的なレースでは世界選手権も開催される「小さなモータースポーツ」の世界で、“レジェンド”と称され、世界中のRCユーザーから尊敬を集めている日本人がいる。

いまだ破られない不滅の大記録「世界選手権14勝」

広坂正美、47歳。1978年に7歳でRCカーレース初優勝以来、2009年39歳での現役引退までの通算勝利数は307勝。これには大きな公式大会であるIFMAR世界選手権14勝、JMRCA全日本選手権52勝が含まれる。

RCカーの世界選手権は、種目ごとに2年に1度開催される。世界戦14勝を一般的に例えれば、「夏冬のオリンピックで金メダル合計14個」というのが分かりやすい。1987年から2005年まで18年間連続タイトル保持記録も含め、現在もRCレース界で世界歴代1位の数字として残っている。2017年6月現在、現役選手最多勝が5勝だから、14勝がいかに突出した記録であるかが分かる。

広坂の実績は特にモータースポーツ文化が根づいた欧米での評価が高く、遠征時はお決まりのようなフレーズでこうアナウンス紹介される。
――Fourteen times WorldChampion from JAPAN、“The Living LEGEND”Masami Hirosaaakaaaaa!!

ホビーRCカーとは?

ラジコンカーと聞いて一般的に連想されるのは、家電量販店やおもちゃ屋で売っている、構造がシンプルで乾電池などで遊べる「トイ(Toy)ラジコン」だ。しかし「ホビーラジコン」はそれとは異なり、実車のような本格的な構造で、自分で組み立てるモデルカーである。電源にバッテリーを使用し、最高峰レースでは時速100kmを超えるほどのスピードで走る“マシン”なのだ。

価格はトイラジコンが数千円なのに対し、ホビーラジコンはエントリーユーザー向けで総額約2~3万円、カーボンやチタンといった高価な素材を多用するレース用なら車体キットのみで6万円以上。他の趣味で見ると、本格的なものほど高価になるところは釣り竿やテニスラケットに似た価格帯だ。

(写真)ホビーRCカーのレース用1/10スケールマシン。シャシーはカーボン、ロッドやネジ類はチタンが使用され、軽量かつ高剛性。4輪独立サスペンション、オイルダンパーやスタビライザーといった実車同様のメカニズムを持ち、各部のアライメント調整も可能。ブラシレスモーターとリチウムポリマーバッテリーの組み合わせで、最上級カテゴリーでは時速100km以上を発揮する。

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最終更新:6/30(金) 19:20
エイ出版社

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