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進次郎氏以外は“オウンゴール”自民党国会議員の応援演説 --- 早川 忠孝

6/30(金) 15:55配信

アゴラ

どうも候補者本人に存分に語ってもらう方がよさそうである。

あくまで、自民党の候補者に限っての話だが。

今の状況では誰も立ち止まって聞いてくれないかも知れないが、それでも他人のせいで思うように票が獲得できなかった、と嘆くよりは、自分自身で精一杯戦った、という満足感が残る方がいい。

おそらく前回の選挙より3割方得票は減るだろうが、それが現時点での自分の実力だと思えばどんな結果をも受け容れられるはずだ。

舌禍事件を起こしそうな人の応援演説は反って票を減らすことにもなりかねないから、期待しないことだ。
自民党の国会議員が駆けつけてきても、自民党の都議会議員選挙の候補者の得票が増える要素が一つもない。

都知事である小池さんとの対決姿勢を強調したために、反って自民党の候補者の方々は結果的に政策実現能力を喪失することになってしまった。

地元の様々な課題を都政の中で解決する力がある、というのが自民党の都議会議員の最大の売りだったはずだが、小池さんの足を引っ張る以上の役割を果たせそうにない、ということになると、様々な課題を抱えている地元の方々はどうしても都知事である小池さんに声を届けやすそうな人を選ぶようになるはずだ。

少なくとも、当分の間は小池都政が続く。
自民党都連は、どうも選挙戦略を誤ってしまったようだ。
知事を追い落とせるような政治状況であれば、野党として徹底抗戦を続ける、という作戦もあっただろうが、この度の選挙が終わればますます小池さんの政治基盤は強化される、と見ておくのが普通のはずである。

最近の自民党は国政でも次から次へと失策を重ねてきているようだが、この度の都議会議員選挙でもどうやら大きな失敗をしてしまったようである。

頭に血が上り過ぎて、冷静に情勢分析が出来なかったんでしょうね。

小泉進次郎氏の応援演説を除き、自民党の閣僚や国会議員の応援演説はオウンゴールになりそうだ、ということを申し上げておく。

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最終更新:6/30(金) 15:55
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