ここから本文です

紅茶には集中力を改善する力がある?

6/30(金) 11:31配信

@DIME

日本紅茶協会 紅茶と健康事務局は紅茶の飲用が集中力に与える影響を検証するために、品川女子学院の協力のもと、ジンズが展開するメガネ型ウェアラブルデバイス『JINS MEME』と同社が提供する集中力を計測する専用アプリ『JINS MEME OFFICE」を活用。脳神経外科医・菅原道仁氏監修のもと紅茶による集中力の変化を測定する実験を実施した。

菅原氏によると、本来の力が発揮されやすい集中は、交感神経が優位になる“没頭”と副交感神経が優位になる“リラックス”のバランスが取れている状態。『JINS MEME』はまばたきの回数や強度を読み取ることで深い集中を計測。そして『JINS MEME OFFICE』の集中度が80ポイントを超える状態を、最も高いパフォーマンスを発揮する“深い集中状態”として算出していく。

『JINS MEME』は、3点式眼電位センサー(特許取得)と6軸センサー(加速度・ジャイロセンサー)を搭載。「自分を見るアイウエア」をコンセプトにした世界初のセンシング・アイウエアだ。各種センサーから取得されたデータは、連携したスマートフォンのオフィシャルアプリ『JINS MEME OFFICE』上で可視化され、ココロとカラダの情報としてリアルタイムで装着者に届けられる。

『JINS MEME OFFICE』は自身の集中度をスコアで可視化するアプリ。アタマ、ココロ、カらだのスコアを総合して算出される集中度(0~100ポイント)のうち、80ポイント以上の状態を「超集中状態(=深い集中)」と定義する。これは、“単なる没頭状態”と“リラックス状態”が両立し、最も高いパフォーマンスを発揮する状態を示しているという。

一般的に人は同じ作業を継続すると、飽きや疲労などの影響から集中力が次第に低下していくが、今回の実験で紅茶を飲用したグループはこの“深い集中時間”が飲用前よりも上昇したことから、紅茶の飲用が集中力の創出を促進させたと推察される。

今回の実験について、神経外科医・菅原道仁氏は次のように分析している。

脳科学の分野でも、本来の力を発揮させるためには没頭とリラックスが両立している状態が望ましいと考えられています。一般的に集中とは雑念が消えて、課題に取り組んでいる状態を指し示しますが、この場合は交感神経が優位になっています。実はあまり一つのことに没頭しすぎてしまうと体が過度に緊張状態になり、本来持っているパフォーマンスを発揮することができません。望ましいのは、交感神経と体をリラックスさせる神経である副交感神経がよいバランスになっていることです。

今回の実験で使用した『JINS MEME』も“没頭”と“リラックス”が両立した状態を“深い集中”と定義しており、紅茶を飲用したグループは1回目のジグゾーパズルの時よりも2回目のジグゾーパズルの方が深い集中時間が伸びたという結果が得られました。一般的に、同じ作業を継続していくと、飽きや疲労などの要因で集中力は低下していきますので、紅茶を飲用したグループの深い集中時間が伸びたと言うことは注目すべき結果と言え、また、紅茶の飲用が本来の力が発揮されやすい、没頭とリラックスのバランスがとれた「深い集中」の創出を促進させたと推察されます。

水色や香りなどによって差が出ることも予想されますが、紅茶の飲用によって集中力が改善する可能性があることを示すデータとなりましたので、今後より多くの被験者を対象に実験を行なうことができれば、より有力なデータが得られ、紅茶と集中力の関係性を示すことができるのではないかと考えます。

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:6/30(金) 11:31
@DIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

@DIME

小学館

2017年11月号
9月16日発売

定価600円

RIZAPの真実。
2018年最新手帳 格付けレビュー
スーパー中学生のつくりかた