ここから本文です

遠藤保仁に聞く、ガンバ優勝への条件。「ここまでは悪くないと思う」

6/30(金) 17:30配信

webスポルティーバ

 J1第16節、ともに攻撃的なチームであるガンバ大阪と川崎フロンターレの一戦は、1-1のドローに終わった。

【写真】世界で力を示した堂安律

 試合前、ガンバの遠藤保仁が語ったフロンターレ攻略は非常に明快だった。

「フロンターレは、(中村)憲剛、エドゥアルド・ネット、大島(僚太)の中盤がキーだけど、その3人を生かす(小林)悠や阿部(浩之)ちゃんとか、周囲の選手の動きもいい。主導権は握られるだろうけど、(こちらは)我慢して、ボールが入ったところに厳しくいく。(その結果)逆にこっちが(主導権を)握る時間を長くして、押し込める展開になれば、勝機は見えてくると思う」

 試合が始まると、ガンバは遠藤の話したとおり、我慢するところは我慢して、フロンターレのキーとなる中盤の3人には、MFの倉田秋や井手口陽介、今野泰幸らが厳しくチェックにいった。だが、攻撃で中盤のひし形のバランスが崩れると、何度かカウンターを受けた。そして後半7分、フロンターレの中村に先制点を決められた。

 その後、ガンバはFWアデミウソンとMF藤本淳吾を同時に投入。攻撃を活性化させ、後半23分にFW長沢駿がゴールを決めて、なんとか追いついた。

 以降はそれぞれチャンスは作るが決められず、両者痛み分けに終わった。

 これで、ガンバは16節を終えて8勝5分2敗、勝ち点29で暫定4位(※)。シーズンはまだ半ばだが、リーグ優勝に向けてまずまずのポジションにつけている。
※AFCチャンピオンズリーグに出場した4チームが第13節となる1試合分が未消化のため。

「ここまでは、悪くないと思う」

 遠藤はそう言った。

「シーズンを半分終えた時点での目標の勝ち点は、30~35。それを考えると、負け数(2敗)が少ないのはいいけど、引き分けがちょっと多いね。秋に向けて優勝争いをするには、最低でも勝ち点70は必要になると思うんで、(今後は)引き分けを勝ち切るゲームにしていかないといけない。

 昨年、年間勝ち点1位の浦和レッズは勝ち点74。そのくらい取れるのが理想だし、数字的にはそれくらい取れたらいいなと思う。ただ、サッカーは算数のように簡単にはいかないからね」

 15試合を消化して、勝ち点29。シーズンの半分となる残り2試合で勝ち点を積み重ねれば、遠藤が言う目標には届くので、確かにその数字は決して悪くない。

 ガンバが優勝した2014年シーズンは、前半戦が7勝3分7敗で勝ち点24だった。そこから、後半戦は12勝3分2敗の勝ち点39(トータル=19勝6分9敗、勝ち点63)と巻き返して優勝を果たした。今季のガンバは、数字的にはこのときの後半戦に近い勢いを前半戦から見せている。後半戦もこのペースでいければ、自然と頂点は見えてくるだろう。

1/3ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
4月13日発売

定価 本体1,472円+税

フィギュア特集
『羽生結弦 平昌への道』
■ヘルシンキの激闘
■宇野昌磨、本田真凜ほか