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「最期を看取ってね」がプロポーズ⁉︎ 芸能界だけではない、熟年結婚ブームの“なぜ”

6/30(金) 17:15配信

週刊女性PRIME

《今後はできることなら、互いの健康を気遣いつつ、足腰が丈夫なうちにできるだけたくさん好きなゴルフをし、おいしいものを『おいしいね』と言い合い、くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸いかと存じます》

 エッセイストの阿川佐和子が63歳でめでたく結婚し《ようやく結婚いたしました》とコメントを発表してひと月あまり。結婚をあきらめたかと思われていた彼女を世間は祝福したが、芸能界では熟年婚をする人も少なくない。

 歌手の布施明も65歳のときに、当時50歳の森川由加里と結婚。本誌の直撃取材に《彼女は、いまは欠かせない女性です》と語っている。

「'07年から事実婚状態にあった夏木マリさんも64歳のとき、東日本大震災をきっかけに家族や夫婦の絆を改めて考え、2歳年上のパーカッショニスト・斎藤ノヴさんと結婚。“彼が先に出かけるときに、これで会えなくなるかもと思うから、必ず玄関まで送りにいく”と語っていました」(芸能レポーター)

 桃井かおりも64歳のときに55年来の幼なじみと結婚。

「10年ほど前に再会してから交際し始めたそう。中学1年生のときにロンドン留学していた桃井さんは旦那さんと出会っていて、お互いの初恋の人だったそうです」(前出・芸能レポーター)

 ほかにも、奈美悦子は56歳、小林幸子は58歳、モト冬樹は59歳、加藤茶は68歳で結婚を果たしている。この“熟年結婚”ブーム、実は芸能界だけでなく世間でも広く起こっているのだ。

年金受給は大きなポイント

 東京・銀座の結婚相談所『ブライダルゼルム』のアドバイザー・立花えりこさんによれば、シニアの婚活意欲は年々、高まっているという。

「平成5年にサービスを始めたときは、50代~60代向けの婚活パーティーは月に1回程度でした。人数もそれなりだったので、当時は50代と60代も合同で行っていましたね。しかし、ここ最近はあまりにも反響が大きく、現在では月に10回程度のパーティーを行っています。年齢での区分けも行い、多くの方にパーティーへご参加いただいております。中でも、60代の方が多い印象ですね」(立花さん、以下同)

 今月からは、『シングル』『ペット大好き』『結婚前提』『死別』などと、年齢以外にも細かいカテゴライズをし、目的別に出会えるようにしている。

「パーティーだけでなく、お見合いのお手伝いもしておりますが、結婚相談所では2人に1人がご交際に至っていますね。シニアの方の婚活は3パターンあり、(1)すぐにでも入籍したい方、(2)交際を経て入籍したい方、(3)事実婚の関係を望む方がいらっしゃいますが、パーティーではそこまで深いお話を聞きにくいので、お見合いなさる方のほうがうまくいくことが多いのだと思います」

 中高年の結婚は、若いときの結婚と比べて育児や出産を念頭に置く人が少ないぶん、結婚のための“条件”も若年層とは異なるようだ。

「現実的な問題ですが、年金をちゃんと受給できるかどうかというのは大きなポイントですね。また、子育てなどがないぶん、2人の関係性が濃厚になりますから“我慢したくない”という感情は強い気がします。いっしょにいて、ラクに過ごせる相手を探している方は多いです」

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最終更新:6/30(金) 17:18
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