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【J1】過去10年の前半戦首位チームの最終成績は? 最も多い優勝パターンは2・3位からの逆転劇

6/30(金) 7:00配信

SOCCER DIGEST Web

前半戦首位のチームが優勝(年間最多勝点)したのは過去10年で2チームだけ。

 J1リーグは7月1日・2日に開催される17節がシーズンの折り返し地点となるが、過去10年に前半戦終了時点でトップに立ったチームが、いかなる最終成績を残しているのか調べてみた。結果は以下の通りだ。
 
■2016年
17節終了時(第1S優勝):鹿島アントラーズ → 年間勝点1位:浦和レッズ(第1S・3位 勝点6差)
 
■2015年
17節終了時(第1S優勝):浦和レッズ → 年間勝点1位:サンフレッチェ広島(第1S・3位 勝点7差)
 
■2014年
17節終了時1位:浦和レッズ → 優勝:ガンバ大阪(前半戦8位 勝点12差)
 
■2013年
17節終了時1位:サンフレッチェ広島 → 優勝:サンフレッチェ広島
 
■2012年
17節終了時1位:ベガルタ仙台 → 優勝:サンフレッチェ広島(前半戦2位 勝点2差)
 
■2011年
17試合終了時1位:横浜F・マリノス → 優勝:柏レイソル(前半戦2位 勝点0差)
 
■2010年
17節終了時1位:清水エスパルス → 優勝:名古屋グランパス(前半戦2位 勝点1差)
 
■2009年
17節終了時1位:鹿島アントラーズ → 優勝:鹿島アントラーズ
 
■2008年
17節終了時1位:浦和レッズ → 優勝:鹿島アントラーズ(前半戦2位 勝点1差)
 
■2007年
17節終了時1位:ガンバ大阪 → 優勝:鹿島アントラーズ(前半戦3位 勝点8差)
 
 前半戦終了時点(15・16年は第1ステージ優勝)でトップに立っていたチームが、最終的に優勝(15・16年は年間勝点1位)したパターンは、過去10年で2例しかない。2009年の鹿島と2013年の広島だ。
 
 09年の鹿島は前半戦終了時で2位の浦和に勝点8差をつけ、最終的に川崎に勝点2差まで追い上げられたものの、そのまま逃げ切り。13年の広島は前半戦終了時で2位の大宮を勝点差なしで得失点差+3で上回り、最終結果は横浜に勝点1差で上回っての優勝だった。いずれも最後は僅差の展開となっているだけに、いかにシーズンを通して首位を守り続けることが困難かを物語っている。
 
 今季16節終了時点で暫定首位に立つ柏が初優勝を果たした11年は、柏が前半戦を2位で折り返すと、拮抗した展開で終盤戦までもつれ込み、最終戦は柏のほか、名古屋、G大阪の三つ巴の戦いとなった。最後は柏が名古屋を勝点1差で抑えてシャーレを手にしている。多くの優勝チームが、この柏のように前半戦終了時で2位・3位に位置取り、後半戦に逆転する構図となっている。
 
 ただし、大差をひっくり返した例もある。14年に勝点で浦和に12ポイントもの大差を付けられていたG大阪が、Jリーグ史上最大の逆転優勝を果たしている。また、07年の鹿島は首位に最大で勝点10差(23節終了時)をつけられたが見事に大逆転での優勝を掴み、その後の3連覇につなげている。
 
 しかし、現実的には前半戦終了時点で首位から10ポイント以上の差を付けられるようでは、優勝が難しくなる気配が漂ってくる。ACL参加チームは消化試合がひとつ少ないが、浦和(※首位から勝点11差)あるいは川崎(同8差)といった近年優勝争いに絡んでくるチームも、次節の結果次第では尻に火が付く可能性が出てきそうだ。

J1リーグ順位表

最終更新:6/30(金) 7:00
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