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鎌田大地は「意外なコンバート」の可能性も! フランクフルトでの起用法は?

6/30(金) 16:28配信

SOCCER DIGEST Web

主戦場は2シャドーの一角か。

 現地時間6月29日、鎌田大地(前サガン鳥栖)のフランクフルト移籍が正式発表された。2021年6月までの4年契約で、移籍金は160万ユーロ(約2億円)と報じられている。
 
 鎌田はチームが始動する7月1日からトレーニングに参加する予定。6日~18日にはアメリカ合宿が控えており、そこでニコ・コバチ監督にどれだけアピールできるかが定位置奪取の鍵を握りそうだ。
 
 気になるのは、鎌田の起用法だ。2016-17シーズンのフランクフルトは長谷部誠をリベロに据えた3-4-2-1をベースに、4-2-3-1や4-3-3など複数のシステムを併用。17-18シーズンも3-4-2-1が基本になるならば、鎌田の主戦場は2シャドーの一角になるだろう。
 
 2シャドーの「2枠」のうち1つは、メキシコ代表のマルコ・ファビアンの“指定席”。局面打開力とパンチの利いたミドルシュートが売りの背番号10は、16-17シーズンに7得点・4アシストをマークした。鎌田が特大のポテンシャルを秘めているとはいえ、いきなりファビアンの牙城を崩すのは簡単ではない。
 
 そのため鎌田は、残る「1枠」をチームメイトと争うことになりそうだ。ファビアンと同時起用される試合が多かったクロアチア代表のアンテ・レビッチはレンタル元のフィオレンティーナに復帰し、ポジション争いはいわば白紙に戻った状態。コバチ監督は若手の起用に積極的であり、鎌田にも間違いなくチャンスはあるはずだ。
 
 最大のライバルと見られるのは、下部組織出身の有望株アイメン・バルコク(ドイツU-19代表)か。188センチと大柄ながら、卓越したテクニックとパスセンスを併せ持つスケールの大きな攻撃的MFだ。16-17シーズンにトップチームに昇格し、デビュー戦(ブンデスリーガ11節のブレーメン戦)でいきなりゴールを奪うなど、才能の高さを証明してみせた。
 
 その他にもCFが本職ながら2列目にも対応するブラニミール・フルゴタ(スウェーデン代表)、今夏にベンフィカBからレンタルで加入したルカ・ヨビッチ(セルビアU-21代表)らが控えており、移籍市場が開いている8月31日までにさらなる補強もあるかもしれない。定位置争いは熾烈化しそうだ。
 
 もっとも、2シャドー以外で起用される可能性もゼロではない。長谷部をリベロに抜擢したように、コバチ監督はコンバートを好む用兵家だ。例えばボランチやインサイドハーフなど鎌田にも新たな役割を与えて、眠れる才能を引き出そうとするかもしれない。
 
 いずれにせよ、鎌田はこのプレシーズンの期間に自身の可能性を示さなければならない。日本の次代を担う若武者の挑戦に注目だ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部

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最終更新:6/30(金) 21:15
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