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米イージス艦衝突事故の影響は…空への備えは万全でも、海では普通の船だった

6/30(金) 6:00配信

週プレNEWS

6月17日未明、静岡県南伊豆町の石廊崎(いろうざき)から約20km沖合で、米海軍のイージス駆逐艦・フィッツジェラルドとフィリピン船籍のコンテナ船が衝突。イージス艦の右舷が大きく損傷し、乗組員7名が死亡するという痛ましい事故が起きた。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏が解説する。

「現場は海上交通が非常に混雑する地域。イージス艦の対空レーダーは高性能ですが、航海用レーダーは民間のものとほぼ同じ。夜間に見張りが立って双眼鏡で見るのも民間の船と変わりません。

また、船体を軽くしてスピードが出るようにしているため、船首は頑丈でも側面の装甲はそれほど厚くない。コンテナ船が3倍以上のトン数だったことも惨事の理由のひとつです」

今回の事故で日本の防衛にはどんな影響が出るのだろうか?

「日本周辺で、BMD(弾道ミサイル防衛)に対応するSM-3を発射できるイージス艦は米海軍第7艦隊に7隻、海上自衛隊に4隻。そのうち4分の1は補修や休養のために稼働できないため、1隻欠ければギリギリの運用を強いられます」

こんなときにミサイルが飛んでこないことを祈るばかりだ。

(取材・文/畠山理仁)

最終更新:6/30(金) 6:00
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