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個人投資家バフェット太郎の「米国株選び6箇条」

6/30(金) 15:01配信

会社四季報オンライン

 私は10年間くらい日本株を中心に投資していたのですが、2015年夏頃に米国株に資金を移しました。きっかけは、将来に向けた長期的な資産形成を考えた時、配当や自社株買いを通じて株主に還元することを約束してくれる会社に投資した方が、約束してくれない会社に投資するよりもリターンが大きくなると考えたからです。

 例えば、米国株には20年以上連続で増配する企業が100銘柄以上あります。これは連続増配の記録を止めることは「経営失敗」の烙印を押されてしまいかねないからです。そのため、米国での株主還元は経営陣の責務になっているのです。

 一方、日本株で20年以上連続増配を達成している大型株は花王(4452)しかありません。これは多くの日本企業が同業他社と株式の持ち合いをするなどして、投資家からの厳しい批判をそらしてきたためです。こうしたぬるま湯の世界から優れた経営者が育つはずがなく、多くの経営陣は業績が傾くと簡単に減配に転じます。

 ちなみに、リーマンショック以降、アベノミクスと円安による恩恵を受けて日本株の中から連続増配記録を伸ばす企業が増えてきました。しかし、景気後退局面に入り業績が悪化すれば、簡単に減配に転じる可能性もあります。

 そのため、20~30年以上の長期的な資産形成を考えた場合、日本株ではなく米国株で運用すべきだと確信しました。

■ マクドナルド株への投資が成功したワケ

 これまでの米国株の運用でうまくいったのは、マクドナルド(MCD)への投資です。

 15年当時、シェイクシャック(SHAK)やハビットレストランツ(HABT)など、価格が少し高めの新興ハンバーガーチェーン店への投資がブームになりました。これらのチェーン店はミレニアル世代をターゲットにしており、シェイクシャックの店舗は連日長蛇の列を成していたのです。

 一方、マクドナルドは14年に発覚した取引先の中国製造工場の食肉賞味期限切れ問題の影響が長引き、世界各国で売上高が低迷するなど苦戦して株価が低迷していたのです。とは言え、PERは20倍だったことから割安感はなく、「配当が下支えしているだけ」とアナリストから酷評されていました。

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