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日本ロレアルが日本初の美容ハッカソンを開催

7/1(土) 15:31配信

WWD JAPAN.com

 日本ロレアルは、DMM.comが運営するハードウエア開発支援施設のDMM.make AKIBA、電子部品企業のアールエスコンポーネンツ、理系女子を応援する講談社Rikejoと共に日本初のビューティハッカソン(プログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い、その技能やアイデアを競う大会)を8月に開催する。IoTを活用し、化粧品を通じて得る経験や感覚、効能効果などを共有する提案をテーマに、全国から募集した理系女子や若手エンジニアらが最先端の技術を生かしたアイデアを競い合う。審査委員が選出した優勝チームは、日本ロレアルから賞金30万円およびDMM.make AKIBAでプロトタイプを改良する機会を獲得する。また、日本ロレアルが技術を導入する可能性もある。大会は8月19日、26日、27日の3日間にわたり行う。

 日本ロレアルは2016年12月、150点以上の機材をそろえる日本最大のモノづくり支援施設、DMM.make AKIBAとスポンサー契約を締結。17年1月から研究員1人を派遣し、以来デジタルおよびIoT分野の商品開発を進めてきた。開発の第1弾は、消費者の日々の生活や行動の中で、マスカラなどの商品の機能を測定する眼鏡型測定機器のプロトタイプを3カ月で完成した。今後はニーズに合わせて研究員数を増やす予定だ。キャロリーヌ・ドゥロネー(Caroline Delauney)=リサーチ&イノベーションセンター所長は「化粧品業界は、最先端の科学や多様な技術が結集して成り立っており、速いペースで日々進化している。日本初のビューティハッカソンを通じて、化粧品の面白さや楽しさを知り、クリエイティビティーと技術力を発揮した斬新なアイデアを期待する」とコメント。

 ロレアルグループは日本を戦略的なイノベーション拠点として位置付けており、1983年にアジア初の研究所を日本に開設した。2016年には、デジタルを活用して毛髪の表面状態を音楽で表す「ソニフィケーション技術」を共同開発し、「2016年IFSCC基礎研究賞」を受賞するなど、デジタルに注力している。

最終更新:7/1(土) 15:31
WWD JAPAN.com