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ラジオNIKKEI賞は、福島巧者ステイゴールド産駒で財布もゴールド

7/1(土) 8:00配信

webスポルティーバ

 先週のGI宝塚記念で春のGI戦線が終了。次のGIは10月1日のスプリンターズS(中山・芝1200m)までお預けとなるが、もちろん競馬は毎週行なわれているし、楽しみな重賞レースもたくさんある。ふだんGIしか見ないような方も、2歳戦や、夏の間に力をつけて台頭してくる馬たちをチェックしておけば、秋のGI戦線がより楽しめることだろう。

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 今週末7月2日に行なわれるGIIIラジオNIKKEI賞(福島・芝1800m)は3歳馬による重賞。GI日本ダービーに出走できなかった馬が目指すことが多いため、“残念ダービー”などとも呼ばれているレースだ。昨年の勝ち馬ゼーヴィントはその後も重賞戦線で安定した走りを見せているし、一昨年の勝ち馬アンビシャスも今年のGI大阪杯5着などGI戦線で常に注目を集める存在となっている。

 このレースの大きな特徴として挙げられるのが3歳重賞としては唯一のハンデ戦であるということ。重いハンデを背負った人気馬が着外に敗れるというケースも多く見られており、馬券的には難しいレースであると同時に、高配当が狙えるレースでもある。多くの馬が初経験となる、小回りの福島コースというのも大きなポイントだ。過去の傾向なども振り返りながら、今年のラジオNIKKEI賞を占ってみよう。

 過去5年の福島芝1800~2000mの種牡馬別成績を見ると、最も勝利数が多いのはステイゴールドの23勝。5年連続JRAチャンピオンサイアーに輝いているディープインパクト(22勝)を差し置いてのものなので、これは評価できるポイントだ。

 今年は2頭がスタンバイ。ウインガナドル(牡3歳/美浦・上原博之厩舎)は母タイムフェアレディがGIIIフラワーC勝ち馬という良血で、母の父はメジロマックイーン。オルフェーヴル&ドリームジャーニー兄弟やゴールドシップと同じ、いわゆる“黄金配合”の馬だ。

 昨年10月に新潟での未勝利戦(芝2000m)を3馬身差のコースレコードで制し、前走の夏木立賞(東京・芝1800m)も逃げ切ってここに臨む。スタートが上手で先行力があるので、先手を奪えれば好走する可能性は高いだろう。

 もう1頭のマイネルスフェーン(牡3歳/美浦・手塚貴久厩舎)は日本ダービー(東京・芝2400m)からの参戦。昨年のGIIホープフルS(中山・芝2000m)では後のダービー馬レイデオロの2着、GIII京成杯(中山・芝2000m)でも3着と、重賞実績は十分だ。京成杯は直線で前が詰まって追い出しが遅れた影響が大きく、スムーズならもっと際どい競馬になっていただろう。復帰後はGII青葉賞(東京・芝2400m)9着、日本ダービー16着と大敗が続いているが、この相手に入れば主役を張ってもいい存在だ。

 現3歳が初年度産駒となるルーラーシップ産駒も注目だ。まだサンプルは少ないが、福島1800~2000mではこれまで5戦して2勝、2着1回、3着1回と、勝率40%、複勝率80%と安定した数字を残している。今回は2頭が出走する。

 バルベーラ(牝3歳/栗東・渡辺薫彦厩舎)は京都芝1600mで2連勝中。前走は不良馬場をものともせず、力強い末脚で差し切った。1800mは4戦して2着が最高だが、展開次第ではここに入っても通用するはずだ。母の父はディープインパクトで、叔母にチューリップ賞など重賞3勝のココロノアイがいて、4代母はオークス、桜花賞を制したマックスビューティという良血。奥が深く、今後の成長が期待される存在だ。

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