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あとから気付くんじゃ遅い! 親が亡くなったらすべき「公共料金の変更」「カード類の手続き」

7/1(土) 18:30配信

エイ出版社

公共料金やカード類…親や家族、世帯主が亡くなったらどうしたらいいのー!?

親や家族、世帯主にあたる人が亡くなってしまった場合、葬儀関連の準備以外にも、お金関係の手続きなど、対処しなくてはいけない重要事項がたくさんある。悲しみや親戚、知人の対応で余裕がなくなってしまいがちだが、うっかり見落としてしまうと、あとあと面倒なことに……。ここでは公共料金とカードに絞ってご紹介しよう。

【1】銀行に連絡、口座を凍結

まず家族が亡くなったら、口座名義人が死亡し、相続が発生したことを金融機関に連絡する。この連絡以降は、口座が凍結され、預貯金の出し入れはできなくなる。これは、相続人に分与される分与額が決定する前に、亡くなった人の財産が勝手に引き出されることを防ぐためだ。葬儀費用が必要な場合は、緊急引き出しについての相談をしよう。

【2】引き落とし口座の変更手続き

故人の口座が各種の引き落としに使われている場合は要注意。口座が凍結されてすべての引き落としがストップされるためだ。となると、公共料金やクレジットカードの引き落としもできなくなる。電話や電気、ガス、携帯電話料金など、各問い合わせ窓口へ連絡し、必要書類の送付を依頼しよう。

●電気・ガス・水道……故人の口座から振替だった場合は、口座変更の手続きが必要
●携帯電話……解約日まで料金が発生するので、早急に解約手続きする
●インターネット……電話、またはホームページ上で手続きできる場合もあるので、プロバイダーの窓口に確認を
●固定電話……「電話加入権」が相続財産となるため、相続の際は注意が必要

【3】カード類の解約・返却手続き

明確に期限を定められてはいないが、故人名義だったカード類は解約手続きを進めよう。とくに、運転免許証やパスポートなど、身分証明書になる重要なものは、遺品整理で紛失してしまわないよう、それぞれ返却手続きを行ったほうがよい。

クレジットカードの手続きはカード会社によるため、それぞれに問い合わせよう。契約者が死亡しても、未払い金が残っている場合は、相続人に支払いの義務がある。残高や利用明細については、情報開示の請求を行って入手することができる。トラブルを防ぐためにも、早めに手続きを!

●運転免許証……最寄りの警察署へ
●パスポート……最寄りのパスポートセンターへ
●クレジットカード……各カード会社へ

★まとめ
・解約後は、相続人に未払い金の支払い義務がある
・利用明細は、情報開示を請求する
・公共料金がカード払いの場合、支払い方法の変更手続きが必要

近親者の死は重く気落ちしてしまいがちだが、シビアなお金の問題だけに「うっかり」では済まされない。その時がきたら早めに手続きするよう、今から心の準備をしておいて損はない。

(出典:『親が倒れたときに読む本』)

ヨシザワ

最終更新:7/1(土) 18:30
エイ出版社