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豪華寝台列車『トワイライトエクスプレス』が京都駅の0番線に帰って来た日

7/1(土) 9:10配信

@DIME

JR西日本エリア内を走行する豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が2017年6月17日、満を持してデビューし、大阪駅と京都駅で出発式が行われた。

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始発駅となる大阪駅ではその歴史的瞬間を見届けようと大勢の見学客や鉄道ファンが集まった。大阪駅出発式には列車のテーマソングを作曲した葉加瀬太郎氏も参列。列車は10時20分に出発し、京都駅には10時47分に到着。しばらく停車したのち、山陰本線に進路を取り、10時54分に大きく汽笛を鳴らして京都を発った。初列車は途中、城崎温泉などに立ち寄りながら1泊2日で下関を目指す「山陰コース」で運行された。

週末ということもあり京都駅でも大阪駅同様に多くの人が詰めかけ、事情を知らない観光客はその賑わいに驚いている様子。大阪側からヘッドライトを輝かせながら深緑の列車が登場した際には歓声が上がった。

京都駅出発式では三輪JR西日本京都支社長の他、小野京都駅長、南条近畿運輸局鉄道部長、城福京都副知事、門川京都市長、列車のエクステリアを担当した福田氏、京都駅始発となる「トワイライトエクスプレス瑞風」の出発前のラウンジで京都の歴史などを伝える鈴鹿氏が参列。参列者の中には列車のカラーをイメージした緑色の衣装を着用している人も多く、京都駅は歓迎ムード一色だ。

「瑞風」が発着する京都駅0番線は通常は北陸方面への特急列車が発着するホーム。この日もいつも通り発着案内板には見慣れた「特急サンダーバード」の文字が並ぶ中、緑色の文字かつ特徴的なフォントで「瑞風」の文字が表示される。いつもとは違うその光景に、しきりにカメラを向けるファンの姿があった。

列車が入線するとお出迎えのために集まったホームの人や近隣の小学校の子どもたちが特製の旗で「瑞風」をお出迎え。ピカピカのボディにホームに集まった人たちから感嘆の声が思わずもれた。

この「トワイライトエクスプレス瑞風」の列車名、そして新緑にゴールドのラインは、2016年まで大阪と札幌を結んでいた「トワイライトエクスプレス」を引き継いだものだ。前身の「トワイライトエクスプレス」も京都駅を経由して北の大地北海道を目指していた。その姿を知っている人々にとっては今回の「瑞風」デビューの光景は、「トワイライトエクスプレス」がまた京都に帰ってきたという、どこか「おかえりなさい」という気持ちで出迎えたくなるとも言えるもので、中には涙を流すファンの姿も。

「トワイライトエクスプレス瑞風」はクルーズ形式の豪華寝台列車で、最上位のクラスでは一人120万円のコースも設定されている。申し込みはオフィシャルサイトもしくは郵送で行い、希望者多数の場合は抽選が行われる。なお、第1期の抽選平均倍率は5.5倍で、最高では68倍にまで上った部屋もあった。すでに第1期、第2期の受け付けは締め切られ、現在では2017年12月~2018年2月乗車分の第3期の乗車を7月31日まで受付中だ。第3期は出発日別に1泊2日の山陰コース(上り下り)のほか、1泊2日山陽コース(上り下り)、2泊3日山陽・山陰コース(周遊)が設定されている。

取材・文・撮影/村上悠太

@DIME編集部

最終更新:7/1(土) 9:10
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