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90年代スニーカー再考!スケートカルチャーに影響を受けた人が憧れたVANS『オーセンティック』

7/1(土) 17:10配信

@DIME

 ナイキの『AIR MAX 95』や、リーボックの『INSTAPUMP FURY』といった誰もが知る名作が牽引し、社会現象にもなったハイテクスニーカーブーム。NBA人気に伴う『AIR JORDAN』シリーズの流行。90年代は、現在でも愛され続けているスニーカーが数多く生まれた。90年代とはスニーカーにとってどのような時代だったのか。識者の証言とともに検証していく。

■影響を受けたのはスケートカルチャー

 今回、話を聞いたのは、スニーカーセレクトショップ「BILLY'S ENT」でプレスを務める佐藤敬太(さとう・けいた)さん。先日、1号店である渋谷店が3周年を迎えた「BILLY'S ENT」は、海外のスニーカー好きからも注目されている人気ショップだ。

 1978年生まれの佐藤さんは、高校時代にハイテクスニーカーブームがやってきた世代。ブームの象徴である『AIR MAX 95』の影響は、やはり少なからず受けているそう。

佐藤さん:社会現象になっていましたから、間違いなく影響は受けていますよね。当時、僕は持っていませんでしたが、周囲の履いている友人はいましたし、1つ年下の弟はブルーグラデの『AIR MAX 95』を持っていました。それをレンタルして履いたりはしていましたね(笑)

 90年代中盤は、もちろん空前のハイテクスニーカーブームではあったが、そのほかにも小さなブームと呼べるスタイルはいくつかあり、ハイテクスニーカー以外にも90年代的なシューズは数多く存在する。

佐藤さん:いくつかのトレンドがあって、いろいろなスタイルが共存していましたよね。音楽でいえば、ヒップホップの影響が結構あって。ティンバーランドの『イエローブーツ』や『3-EYE CLASSIC LUG』なんかを履いている人も周りに結構いた記憶があります。渋谷のカルチャーの影響を受けてレッドウィングの『エンジニアブーツ』を履いている同級生もいました。僕は中学・高校と野球部だったのでそれほど大きな影響を受けたわけではないですが、中学2年生のときにバルセロナ五輪があってドリームチームが話題になって、「スラムダンク」のブームもあったので、エア ジョーダンシリーズは、かなり注目されていました。僕が通っていた高校のサッカー部の間ではアディダスの『SUPERSTAR』がやたらと流行っていましたし、アディダスで言えば『CAMPUS』あたりも人気でしたね。

 ヒップホップやパンクなどの音楽、バスケットボール、当時は絶大な影響力があったストリートファッション誌。身近にいくつかのカルチャーが混在する中で、佐藤さんが当時自分に最もしっくりくると感じたのがスケート&サーフだったのだそう。

佐藤さん:サーフィンを本格的に始めるのは大学生になってからなんですが、高校生の頃から横ノリのカルチャーがカッコいいなぁと感じていて。そこを入り口にして、スニーカーやファッションにも興味を持つようになったんです。ブランドでいうとヴァンズやエアウォーク。エアウォークの『ONE』っていうモデルは2~3足持っていたと思います。

 スニーカーが仕事になった現在でもよく履いているヴァンズ。高校から大学時代、90年代に好んで履いていたのは『AUTHENTIC』と『OLDSKOOL』だった。

佐藤さん:『AUTHENTIC』と『OLDSKOOL』は本当によく履いていました。

佐藤さん:ヴァンズに関しては、僕が好きなスケーターやサーファー、ミュージシャンが愛用していたこともあって、凄く思い入れがあります。それにこの2モデルは価格がリーズナブルだったんですよ! 部活を結構真面目にやっていたので、使えるお金といったら小遣いとお年玉ぐらいなもので。ハイテクスニーカーはプレミアがついているせいもあって、手が出せる価格じゃなかった(笑)。『AIR MAX 95』や『INSTAPUMP FURY』なんて、平気で5万円オーバーでしたから。『CAMPUS』なら1万円台で買えたと思うんですが、それでもまだ高い(笑)。『AUTHENTIC』なら5千円前後ですからね。それでオシャレに見えるというのは高校生にとってはとても大きい! しかも履き古して汚れてもカッコいいんですよ。たとえば『STAN SMITH』なんかだと、そうはいかないじゃないですか。

 4年ほど前、女性を中心に大きなブームとなった『AUTHENTIC』。人気に再び火がつきそうな気配があるそう。

佐藤さん:半年前ぐらいに『OLDSKOOL』が、生産が追いつかないぐらいに世界的に売れた時期があったんですが、次は『AUTHENTIC』が盛り上がりそうな雰囲気がありますね。

■問い合わせ先
BILLY'S ENT TOKYO SHIBUYA(ビリーズ エンター トウキョウ シブヤ)
電話:03-5466-2432

取材・文・神津文人(こうづ・ふみひと)

@DIME編集部

最終更新:7/1(土) 17:10
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