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『毎度!浦安鉄筋家族』の主人公・大沢木小鉄の知られざる一面

7/1(土) 18:00配信

ダ・ヴィンチニュース

 漫画好きの人でなくとも、名前くらいは聞いたことがあるだろう『浦安鉄筋家族』という作品。少年チャンピオンで連載が始まったのは1993年のこと。それから2度のタイトルチェンジを経て現在まで続く、長期連載漫画だ。

 主人公の大沢木小鉄と、その仲間たちが繰り広げるドタバタコメディーで、千葉県浦安市を舞台に大体暴れている。担任教師の春巻をはじめ、個性的すぎる脇役キャラクターも多く、彼らが活躍する回の印象も強い。

 そして浦鉄といえば、思い出すのが派手な暴力シーンだろう。男女問わず、ほとんどのキャラクターが打撲、骨折、流血を経験している。また、下ネタも多く、特にウンコを扱った回はかなりの数になる。

 浦鉄を語るときは、こうしたギャグに目が行きがちだが、今回は新たな視点を紹介したいと思う。主人公・小鉄の溢れんばかりの魅力だ。

 第一シリーズである「無印」の浦鉄では、犯罪スレスレの問題行動ばかりを起こす困った子どもとして描かれていた小鉄だったが、『元祖!』以降は、思いやりある行動が増えるようになる。近年は「小鉄って、すごくいい子じゃない……?」と声を掛けたくなることもしばしばある。

 というわけで、連載中の『毎度!浦安鉄筋家族』と、前シリーズの『元祖!浦安鉄筋家族』から、小鉄の知られざる魅力を紹介しようと思う。まずは、『毎度!浦安鉄筋家族』から。

■21巻より、318キンポ★エリック物語

【友達の小さな変化に気づく洞察力!】

 友達のノブと夏休みの話をしながら登校する小鉄。物語冒頭の何気ない一コマだが、下駄箱まで来たところで、ふとノブに「先行ってていいよ」と告げて昇降口まで引き返す。するとそこには、一人うなだれて座り込んでいるクラスメイト、鈴ちゃんの姿が。「どした? 鈴ちゃん」と声をかける小鉄……。

 登校中の生徒がいっぱいいたにもかかわらず、 落ち込む友達を瞬時に発見するこの優しさ。これを何気なく描いてしまう作者のテクニックも憎い!

■19巻より、280キンポ★浦安スクリーム

【「できなくてもいい」と言ってあげられる優しさ!】

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