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「スープストックトーキョー」高くて少ないのに、なぜ人気?

7/1(土) 8:50配信

女子SPA!

 キーワードは、ヘルシー&リラックス。

 駅ビルなどでよく見かけるスープ専門店と言えば、「スープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)」。一度入ったことのある人なら感じているかもしれませんが、「スープが少ない」、「けっこう高い」というイメージってありませんか? しかし、そんなマイナスイメージとは裏腹に、ますます店舗拡大し人気を博しているようなんです。

⇒【写真】お一人様がリラックスして食事を楽しめる空間。

 一体なんでだー???

 そこで今回は、「高くて少ないスープストックが、なぜ人気なのか?」を考察。支持される秘訣を5つ考えてみました。

◆【人気の理由(1)】お一人様がリラックス!

 さっそく人気の秘密を探るべく、東京にある某店舗を訪問。そこで気がついたのは、ほとんどの客が「お一人様」であること。みなさん、店内の中心にある大テーブルを囲み、黙々とスープを飲んでいます。でもこのテーブル、他の店で言えば、「合い席」。

 しかし、真ん中にガラスのオブジェがあることで程よい空間が生まれ、狭苦しさを全く感じさせません。うん、おしゃれかどうかは別として、なんとなく癒されてしまうのです。ひとりでゆっくり過ごせる空間が1000円で手に入ると思えば、決して高くないのかもしれません。

◆【人気の理由(2)】温かいヘルシー料理に敵なし

 食べてホッとするのって、やっぱり「温かいもの」。しかも「ヘルシーさ」を重視するとなると、必ずや「スープ」に行き着きます。しかし、スープ専門店って他にはあまりなく、脅威となる敵が見当たりません。体も心も癒してくれるお店って、想像以上に貴重でありがたい存在なのかもしれません。

◆【人気の理由(3)】スープは少なくてよいのだ

 今回注文したのは、スモールサイズのスープが2種選べる「スープストックセット(980円)※ドリンク別」。私の場合、腹持ちのよい玄米と合わせても、すぐにおなかが空いてしまいます。なんでこんなにちっちゃいの?

 しかし不満なのは、私のように「がっつり食事をしたい人」だけなのかも。周りを見渡すと、ケータイ、PC、雑誌を手にしながらの「ながら食べ派」がほとんど! むしろこの小ぶり感が省スペースにつながり、快適さを生み出していそう。そうです、おぼんもスープも小ぶりが喜ばれるお店かもしれません。

※しっかり食べたい人にはラージサイズが良さそう。でも単品800円だ、高い!

◆【人気の理由(4)】作るのが難しそうなスープにそそられる

 スープストックが看板メニューとしている「東京ボルシチ」。スープを「作品」と呼ぶほど、盛りつけにもこだわっているようですが、正直どのスープも驚くほどの感動はありません(※個人的感想です)。おそらくポイントは、「ちょっとだけ非日常」であること。

 「オマール海老のビスク」もそうですが、なんとなく知ってはいるけれど、家で作るのは難しそうな「憧れ系スープ」が豊富にそろっているんです。ちなみに、スープストックではデザートまでもが、スープ!

 スープと言うスタイルを王道にしつつも、ちょっと変化球のあるメニューを週替わりで展開することで、食への好奇心が高いファンの心をつかんでいるのかもしれません。

◆【人気の理由(5)】お目当ては、「カレー」!

 お客の頼んでいるものを見ると、実は多いのが、「カレー」。これは、夏の期間限定企画で、スープ以上に珍しいメニューが並んでいます。

※メニュー例

・カシューナッツのホッダ(スリランカ風ココナッツカレー)

・サンバール(豆と野菜のスパイスカレー)

・夏休みカレー

 うー、どんな味か気になります。ロイヤルホストのカレーフェアが35年も続くほど、こだわりカレーは人を集めるようです。

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>

【スギ アカツキ】

食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。Twitterは@akatsukinohana

女子SPA!

最終更新:7/1(土) 8:50
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