ここから本文です

パンシリーズ3年ぶり復活で、女子アナ王国フジの再建なるか

7/2(日) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 フジテレビの久慈暁子アナ(22)の冠番組『クジパン』が7月3日スタートする。起用された久慈アナは今年4月に入社したばかりの新人アナとあって俄然、注目を集めている。フジテレビが新人アナの抜擢でパンシリーズを復活させた狙いとは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *
 パンシリーズの復活は3年ぶりであり、新人研修を終えた入社3か月での抜てきは過去最速。異例のスピード起用から「いかに即戦力として期待されているか」が分かります。

 久慈アナは元IBC岩手放送アナウンサーの母を持ち、ファッション誌『non-no』(集英社)の専属モデルや『旭化成グループ2014年キャンペーンモデル』として活躍したほか、プロ野球・大谷翔平選手との熱愛報道もあった文句なしの大器。それだけに、『アヤパン』の高島彩さん、『ショーパン』の生野陽子さん、『カトパン』の加藤綾子さんらのような局の顔となることが求められています。

 しかし、フジテレビがパンシリーズを復活させた理由は、久慈アナという大器の登場だけではないでしょう。同局を取り巻くさまざまな状況に、その理由が見え隠れしています。

◆スター女子アナを生むルートが消滅

 フジテレビの全盛期とも言える1980~90年代には、多くのスター女子アナが誕生しました。中井美穂さん、有賀さつきさん、河野景子さん、八木亜希子さん、小島奈津子さん、内田恭子さん、中野美奈子さん、平井理央さんらは、タレント以上の知名度で、好感度も抜群。局の人気を象徴する存在として、幅広い世代から好かれていました。

 これらのスター女子アナがスキルを養い、人気を獲得する上で大きかったのは、『笑っていいとも!』か『すぽると!』(または前身の『プロ野球ニュース』)への出演。出演者の中でもまれながらも、明るく気さくな姿で人気を獲得した結果、フジテレビはいわゆる“女子アナ王国”として認知されるようになりました。

1/3ページ