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2勝目のスピースも復活か。松山英樹らランク上位勢が大舞台の激戦へ

7/2(日) 8:10配信

webスポルティーバ

WEEKLY TOUR REPORT 米ツアー・トピックス

 全米オープンの翌週に行なわれたトラベラーズ選手権(6月22日~25日/コネチカット州・TPCリバーハイランズ)は、初日からの首位を守ったジョーダン・スピース(23歳/アメリカ)が完全優勝。2月のAT&Tペブルビーチナショナルに続いて今季2勝目、ツアー通算10勝目を飾った。

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 24歳までのふた桁勝利は、タイガー・ウッズ(41歳/アメリカ)の15勝以来という快挙。世界ランキングは前週6位から3位へ浮上し、今季のフェデックスカップポイントランキングも4位まで上昇した。

 これで、あの「強いスピースが戻ってきた」と思いたいところだが、実は最終日終盤にダニエル・バーガー(24歳/アメリカ)に追いつかれて、プレーオフにもつれ込んでの薄氷の勝利だった。

 最終的にはプレーオフ1ホール目の18番、スピースがバンカーからチップインバーディー。ドラマチックな勝利を決めたが、まだまだ「完全復活」とは言えないのかもしれない。

 サンデーバックナインを迎えて、スピースは2位に2打差のリードを奪っていた。ところが、上位争いが熾烈さを増す中で、ショートパットを2度も外すミスが出たのだ。もし世界ランキング1位だった頃のような、好調なパットを維持していれば、プレーオフになることもなく、難なく逃げ切り勝ちを収めることができただろう。

 それだけ、今季のスピースはパッティングに苦しんでいる。ゆえに、スピースは「今日の優勝は、幸運だったと思う」と言って、こう続けた。

「本当のことを言うと、バンカーショットのほうが、1~2mのパットよりもずっと自信を持って打てたんだ」

 2年前のマスターズ、全米オープンとメジャー連覇を遂げた頃、スピースは本当にパットがよく入った。どこからでも入れてくる、というのがスピースの強みだった。

 実際、昨季と一昨季の平均パット数は27.82で、2年連続でツアー1位だった。それが今季は、平均パット数が28.60、順位は39位まで落ち込んでいる。なるほど、スピースがなかなか勝てないのもわかる。

「今日は、本当にタフな戦いだった。何度も自分を見失いそうになったが、そのたびに(キャディーの)マイケルがポジティブに引き戻してくれた」

 最後に、今季2勝目をそう振り返ったスピース。はたして、この勝利でパッティングの自信も取り戻すことができるのか、今後のプレーぶりを注視していきたい。

 ところで、全米オープンで2位となった松山英樹(25歳)を除いて、世界ランキング上位選手はこのところ低迷が続いている。

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