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パッキャオの「疑惑の判定」 “怒り”の波紋はスポーツ界に拡大「王座が盗まれた」

7/2(日) 18:01配信

THE ANSWER

世紀の判定負け…NBA、NFL、MLBのスター選手から怒りの声続々「なんてジョークだ」

 WBO世界ウェルター級タイトルマッチ12回戦がオーストラリアのサンコープスタジアムで行われ、世界6階級制覇の王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が1位のジェフ・ホーン(オーストラリア)に0-3の判定で敗れた。スポーツ界のスターたちは不可解判定を断罪。「パックマンの王座が盗まれた」「なんてジョークだ」と怒りの声を上げている。

【画像】0-3で判定負けなのに顔は“無傷”…パッキャオがFacebookで公開した“疑惑の判定”後の夫人と笑顔の2ショット

 本拠地の5万5000人の観衆の声援を背に、史上6人目の世界6階級を制覇したフィリピンの英雄を倒したホーン。しかし、世紀の大番狂わせを下したジャッジに、クレームが相次いでいる。

 アメリカでテレビ中継を行ったESPNの電子版は“疑惑の判定”を主張。ジャッジのワレスカ・ロルダン氏は117-111で、クリス・フローレス氏は115-113で、ラモン・セルダン氏は115-113でホーン勝利としていたが、パッキャオ勝利の独自採点を公表するなど、ダークホースの勝利は大きな議論を呼んでいるが、波紋はスポーツ界にも広がっている。

 バスケットボール界のスーパースターでNBA元レイカーズのコービー・ブライアント氏は自身のツイッターで「パッキャオホーン」のハッシュタグとともに短編動画に怒りを込めた。ラッパーのアイスTがドアップで呆然とした表情を浮かべる動画を発信。試合結果に呆れた気持ちを表現した。

 NBAラプターズの16年リオデジャネイロ五輪金メダリスト、デマー・デローザンはツイッターでパッキャオ戦のデータを紹介。パッキャオがパンチのヒット率などで2倍近い数値を叩き出していたことから、「ジャッジの顔を太陽が照らすことはないだろう」とメッセージで断罪している。

ブラッドリー戦の悪夢再び…NFL選手「こんなスコアはバカにしている」

 アメフトNFLのグリーンベイ・パッカーズのQBアーロン・ロジャースはツイッターで激怒した。

「117-111だって? このジャッジは何の試合を見ていたんだ。ブラッドリー戦の悪夢再びだ」

「ボクシングはジョークだ。今夜またもや証明してしまった。こんなスコアカードはバカにしているだろ」

 このようにつづり、2010年にスーパーボウルMVPに選出されたスターQBは憤懣やるかたない様子。パッキャオは2012年の世界ウェルター級タイトルマッチのティモシー・ブラッドリー戦で判定負けを喫したが、世紀の誤審試合と今回のホーン戦は合致すると、ロジャースは主張していた。

 ブラッドリー戦では、ジャッジが1-2でブラッドリー勝利を告げると、会場には巨大なブーイングが鳴り響いた。試合の4日後にはWBOの国際ジャッジがビデオ検証を行い、参加した5人全員がパッキャオ勝利と判定。パッキャオは14年と16年にブラッドリーと再戦し、勝利を収めた経緯があった。

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最終更新:7/3(月) 11:45
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