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米国で流行! セレブに学ぶ「新しい副業のかたち」

7/2(日) 15:00配信

Forbes JAPAN

始まりは、人気ラッパーの「50セント」だった。

2000年代初頭、50セントが「ビタミンウォーター」のCM出演の報酬に株式を取得したところ、コカ・コーラに買収されたことで1億ドルが懐に入ったのだ。これを皮切りに、多くのセレブリティがスタートアップやベンチャー投資の甘い蜜に吸い寄せられている。



セレブの企業とのビジネス上の関係は以前のような広告塔にとどまらず、企画・開発により深く関わるようになっているのだ。

象徴的なのが、飲料大手「バカルディ」のクリエイティブ・ディレクターに就任したスウィズ・ビーツ(38)。グラミー賞受賞歴があり、過去にはホイットニー・ヒューストンやジェイ・Zに楽曲を提供してきた音楽プロデューサーのビーツは、「バカルディ」や「グレイグース・ウォッカ」など、200近い飲料ブランドをクリエイティブとマーケティングの両分野から統合。今後は、同社のブランドを啓発していくという。

そのほか、ジェシカ・アルバやアシュトン・カッチャーなど。6人の取り組みを紹介しよう。

<ジェシカ・アルバ>
「セクシーな女性」ランキングなどでたびたび上位に選ばれてきた、ハリウッド女優のジェシカ・アルバ(36)。

子供が生まれたのがきっかけで、2011年にエコ幼児用品メーカー「オネスト・カンパニー」を創業。1万3000店以上の小売業者との取引実績から、同社は15年には170億ドル相当の評価を受けるユニコーン企業に成長した。だが同年、誇大広告を理由に集団訴訟を起こされており、リストラやCEOの交代など苦しい局面が続いている。これからが正念場か。

<アシュトン・カッチャー>
映画『バタフライ・エフェクト』などに主演した俳優のアシュトン・カッチャー(39)は、2007年頃からスポティファイやエアビーアンドビー、ウーバーなどのテクノロジー企業を中心に投資をしてきた。その慧眼は起業家からも高く評価されており、16年にはマドンナの元マネジャーであるガイ・オセアリー(45)と「サウンド・ベンチャーズ」を立ち上げた。

<ボノ>
世界的ロックバンド「U2」のリードボーカルを務めるボノ(57)は慈善活動のほか、ベンチャー投資にも積極的。エレベーション・パートナーズの共同創業者として、フェイスブックやイェルプなどに投資。過去に「フォーブス」に出資したことも。

<ケイト・ハドソン>
映画『あの頃ペニー・レインと』でアカデミー助演女優賞にノミネートされたケイト・ハドソン(38)は、運動専門のアパレルブランド「ファブレティックス(Fabletics)」を共同創業。レギンスやパーカが好評で、2015年には1億5000万ドルを売り上げている。

<サラ・ミシェル・ゲラー>
米TVドラマ「バフィー~恋する十字架」や映画『THE JUON/呪怨』のヒロイン役で人気のサラ・ミシェル・ゲラー(40・右端)は、自然食品を使ったパン作りキットメーカー「フードスターズ(Foodstirs)」を2015年に友人と立ち上げた。資金調達にも成功。

<ナズ>
ヒップホップ歌手のNas(ナズ)は、一般的には麻薬やギャング絡みのラップで知られているが、近年はベンチャー投資家としての評価が上昇中。クイーンズブリッジ・ベンチャー・パートナーズの共同創業者として、ドロップボックスやキャスパーに出資。

Forbes JAPAN 編集部

最終更新:7/2(日) 15:00
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