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【メイド・イン・九州】ダイショーの「味・塩こしょう」

7/3(月) 8:00配信

東京ウォーカー

九州のロングセラー商品の秘密にせまる「メインド・イン・九州」。今回は、ダイショーの「味・塩こしょう」をピックアップ!

【写真を見る】容器のフタは、穴の大きさや配置、数などを工夫し、密閉度を高くすることで、湿気から生じる不具合を解消

■ 味・塩こしょう(264円)

塩、胡椒、旨味成分を絶妙な配合でブレンドした万能調味料。「ひと振り3役」のフレーズは発売当初からで、あらゆる料理にさっと振りかけるだけで味が決まる。独自の技術で、最後のひと振りまで均一な味になる。

■ 日本初に挑んだ、台所の定番調味料

「塩と胡椒を別々に振りかけるなんて効率が悪い」。創業者の金澤俊輔が、そこに着眼したのが始まりだった。1968年、日本初の塩と胡椒をブレンドした調合調味料として誕生した「味・塩こしょう」。ただ素材を調合するだけの単純な商品、のはずだったが、その開発は思いのほか苦戦した。既存の商品や研究施設などがない時代に、頼れるのは自身の舌と感覚だけ。素材を厳選し、さまざまな配合を試すという地道な作業を繰り返し、ようやく現在の配合にたどりつく。使うたびに、味のバラつきが出るという最大の難題に直面するも、一つ一つ課題を乗り越えることで、ブレンド技術のパイオニアとして、その基盤を築き上げた。

発売当初は、精肉店などに業務用として卸していたが、そのおいしさ、手軽さから、一般家庭へと一気に浸透。他社も類似商品を販売するなど追随したが、発売から49年経った今でも、「やっぱりこの味が好き」というダイショーファンは少なくない。

■ ヒットの裏側

一見よくある容器のフタに思えるが、実は綿密に計算されている。穴の大きさや配置、数などを工夫し、密閉度を高くすることで、湿気から生じる「フタが閉まらない」「穴が詰まって振り出しにくい」という不具合を解消。日々改良を重ね、使いやすさを追求する。

【九州ウォーカー編集部】

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