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高杉真宙「幼なじみの女の子との恋愛は“憧れ”です(笑)」

7/3(月) 16:14配信

ザテレビジョン

「コップのフチ子」で一躍時の人となった、漫画家でありクリエーターでもあるタナカカツキの同名漫画を実写映画化した「逆光の頃」が、7月8日(土)より東京・新宿シネマカリテほか全国公開。

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古都・京都の美しい街並みを背景に、日常と非日常、夢と現実を行き来する男子高校生の“ゆらめき”と“きらめき”を鮮やかに映し出していく。

「トリガール!」(9月1日[金]公開)や「散歩する侵略者」(9月9日[土]公開)など、今後も出演作がめじろ押しの高杉真宙が主人公の高校生・孝豊を好演! 

今回高杉にインタビューを行い、自身が演じたキャラクターへの思いや京都での撮影秘話、学生時代の楽しいエピソードなどを語ってもらった。 

――本作のメガホンを取った小林啓一監督とは「ぼんとリンちゃん」(2014年)以来、3年ぶりのタッグですね。

そうなんです。撮影は昨年だったんですけど、相変わらず難しいと言いますか、大変でした。

もしかしたら「ぼんとリンちゃん」の時より苦労したかもしれません。あの頃から3、4年たって、僕自身いろいろな作品をやらせてもらって、年齢とともに成長できていたらいいなって思っていたんです。

成長したところを見せられたらいいなと。でも、小林監督の演出はやっぱり独特で…。まずは、監督ならではの演出に慣れるというか、思い出すことから始めました。

――監督からはどんなことを求められましたか?

ナチュラルであることを求められました。「セリフを言います」「これから振り返ります」といった感じの、機械的な芝居をしないでほしいと。自然な動きって、ホントに難しいんです。

だから、自分でも納得いかないと思った部分があった時は、何度も初めからやらせていただきました。その時間はすごく楽しかったですね、大変でしたけど(笑)。

――演技をするということが不自然なことですもんね。

それを自然に、当たり前のようにできたらいいなという思いはあります。「やってますよ」っていうところを見せない芝居。とはいえ、俳優は“見せる”仕事でもあると思うので、そのバランスが難しいです。毎回終わるたびに、小林監督とはまたご一緒したいなと思っています。

そして、今度こそは悩まないようにできたらいいなって。でも、悩めることが幸せだったりもするので、きっと同じように苦労するんでしょうね(笑)。

――今回演じた孝豊は、どんな男の子ですか?

普通に見えるけど、変な子という印象を抱きました。自分では普通だと思っているんですよ。周りにすごく輝いている人たちがたくさんいて、自分もそうなりたいと憧れている。

そこが孝豊っぽいところなのかもしれません。単純に見ている分には普通の子に映るかもしれないですけど、僕はクセのある子だなと思いながら演じていました。

――お芝居の“波”で言うと平坦な感じがしましたけど。

そうなんですよね。何となく淡々と過ぎていくというか、孝豊のキャラクターは周囲の人たちや流れに乗っていくようなイメージがありました。

――京都を舞台に展開される物語の印象は?

原作の漫画を読んだ時から独特の空気感があるなと思っていて、すごく好きな話です。正直なところ、雰囲気がしっかり作り込まれた作品だったので、実写化した時にうまく伝えられるかなという不安がありましたけど、小林監督が作ってくれる道筋をたどりながら、孝豊というキャラクターを精いっぱい演じました。

京都での撮影は約2カ月ぐらい。京都で生まれて、学生時代を過ごすことができなかった自分が悔しくなるぐらいすてきな土地でした。それぐらい、京都のことが好きになったし、これからも機会があったら何回でも行きたいですね。

――何か新しい発見はありましたか?

京都は、修学旅行で行ったという思い出しかなかったので、見るものすべてが新鮮でした。今回は、しっかりと見る時間があってうれしかったです。特にどこかへ行くという目的を持たず、街並みを散歩するのが気持ち良くて。

風景もきれいですから、知らない街の路地に入ってみたり、電車に乗ったりと、ちょっとした冒険みたいで面白かったです。

――以前と比べると、外に出るようになったんですね。

昔は、地方で撮影があっても、漫画喫茶ばかり行っていましたもんね(笑)。そういえば、京都では行かなかったです。漫画は買って読んでいました。

――あ、結局漫画も読んではいたんですね(笑)。

はい(笑)。結局欲しくなっちゃうから、買った方が早いかなって。京都を散策しているときも、漫画を読んでいるときも、僕にとっては有意義な時間。楽しく過ごすことができました。

――孝豊の幼なじみ・みことを演じた葵わかなさんの印象は?

以前、ドラマ「表参道高校合唱部!」(2015年、TBS系)のとき、一度だけごあいさつしたことがありました。お互いに知っていましたけど、一つの作品でしっかりと共演したのは今回が初めてですね。

共通の知り合いがいたこともあってとても話しやすかったです。一緒に演技をしていても、孝豊とみことの掛け合いがリアルに感じられて面白くて、すてきな女優さんだなという印象です。

――ドラマ「高校入試」(2012年、フジテレビ系)や映画「渇き。」(2014年)でも共演した清水尋也さんも出演されていますね。

2本とも結構前の作品ですね。尋也とは「渇き。」以来の共演なのですが、久々に一緒に演技ができてうれしかったです。

尋也は、さらにデカくなったような気がします(笑)。芝居に対していつも貪欲なところが尊敬できますね。

――今回の作品では、高校生の青春が描かれていますけど、高杉さんの学生時代の思い出は?

やっぱり、文化祭かなぁ。あ、ファミレスで友達とダラダラ喋っている時間も楽しい思い出です。今振り返ると、あれは青春だったなと思います。何でもない時間って意外と大事ですよね。

――幼なじみの女の子がいるというシチュエーションに憧れは?

もちろん、あります(笑)。あれは、憧れますよね。僕にもいるんですよ。残念ながら男なんですけど(笑)。小さい頃からずっと一緒でした。幼なじみの女の子との恋愛は、完全に漫画の世界。

僕の周りでは聞いたこともないし、見たこともない。だから、憧れるのかな(笑)。

――学生時代というと試験がありますけど、高杉さんは日頃から「コツコツ勉強する派」と「一夜漬け派」だったらどっちのタイプですか?

完璧に一夜漬け派! ギリギリまでやらないタイプです。「やばいっ!」って思って集中して勉強する時もあるし「もうダメだ」と諦めてしまうことも(笑)。完全に“負け戦”の場合もあります。

――せりふも一夜漬けですか?

さすがに、せりふは一夜漬けではないです(笑)。物語全体を把握した上で、少しずつ覚えていく感じで、声に出して読みながら頭に入れています。じっと座っているより、動きながらのほうが覚えやすいような気がします。

――では、最後にメッセージをお願いします。

何も考えずに見ていただけたら、きっとこの作品のすてきさに気付くと思います。孝豊はもちろん、登場人物全員を好きになってもらえたらうれしい。

見終わった後に、自然と心が温かくなる映画です。僕も大好きな作品なので、ぜひ劇場に足を運んでください!

最終更新:7/3(月) 16:14
ザテレビジョン

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