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【ロッテ】話題の新キャラクター「謎の魚」の正体が判明か?!

7/3(月) 11:00配信

文春オンライン

「謎の魚」を見ていて思い出した同僚との出会い

 5月よりデビューをした千葉ロッテマリーンズの新キャラクターが話題となっている。日本国内だけではなく、アメリカのMLB.comや、英国のBBCでも紹介されたというから驚きである。さすがにそんなに話題になるとはこちらは思っていない。

 ちなみにプロフィールはすべて「不明」。名前は現在のところ「謎の魚」。どこから来て、いったいなんの魚なのかすら発表をしていない(設定を作るのがめんどくさくなったという説もある)。そういう意味では史上もっともユルいキャラクターなのかもしれない。外見はチョウチンアンコウ。一説には東京湾に生息をしていた魚がZOZOマリンスタジアムにフラリと立ち寄り、そこから住み着いたと言われている(正史ではない)。

 そんな魚を見ていると同僚の手嶌智広報と出会った時の事を思い出してしまう。04年秋のドラフト会議で社会人・新日本石油から自由枠で入団。なお、この年は松下電器から久保康友投手(現ベイスターズ)も自由枠で入団をしている。翌05年、鹿児島で行われた春季キャンプのブルペンで唸るようなストレートを投げ、私は思わず「新人王を獲れる逸材だ!」と叫んでしまったほどだ(ちなみに新人王は隣でマイペースに投げていた久保康友投手でした。スイマセン)。

 私も05年にマリーンズに入団した事もあり事実上の同期。いろいろな話をした。その中でも忘れられないのが漁師をしているという彼の父の話である。それは自分を育ててくれた親への感謝の気持ちに満ちていた。今どきの若者が忘れがちな尊い思いをいつも胸に秘め、練習に明け暮れていた。そしてある時、自身のグラブを大事そうに見せてくれた。そこには高足ガニのシルエットが鮮やかに刺繍されていた。グラブに、いろいろなモノを刺繍することが流行っている時代だったが、手嶌のそれは異彩を放っていた。

「このカニはとても大きいんです。オヤジはそれを獲る漁師をしています。千葉県内で今、カニを獲る漁師は少ない。ボクの誇りですね。このグラブを見るとボクも頑張らないといけないと思う」

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最終更新:7/3(月) 13:48
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