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紅白のだるま型おみくじにドキドキ!『愛宕神社』の「だるまみくじ」

7/3(月) 18:10配信

サライ.jp

文・写真/MARIKO(モデル、神社検定1級)

いよいよ日本各地で梅雨入りしましたね。今回はおみくじに加えて、ジメジメするこの季節にぴったりの、神社のとある行事についてもご紹介します!

さて、今回は東京・港区にある「愛宕神社」を訪れました。

ここ愛宕神社は、火の神様・火産霊命(ほむすびのみこと)を主祭神とし、火伏せの神様として有名です。1603年に徳川家康の命で、防火の神様としてお祀りされて今に至ります。

愛宕神社は標高26mの愛宕山の山頂に立っており、東京23区内の自然地形の山の中で一番の高さなのだとか。

参拝するためにはまず、目の前にそびえる「出世の石段」を登らねばなりません。

傾斜は約38度、86段からなる階段は、ご覧のとおりの急勾配で、上るのはなかなかハードです! 私は高所が苦手なので、上るときはいつも冷や汗をかいてしまいます(笑)

この「出世の石段」は、寛永11年、四国丸亀藩の家臣・曲垣平九郎が、急勾配の階段を馬で一気に駆け上がり、愛宕山の梅の枝を徳川家光に献上したことで「日本一の馬術の名人」として全国に名を広めた、という故事に由来しています。

この故事から、出世運・仕事運アップを願って参拝する方も多いのだそう。

今回訪れた6月23・24日には「千日詣り・ほおづき縁日」が行われていました。

この日に社殿前に設えられた茅の輪(ちのわ)をくぐってお参りすると、千日分の御利益があるといわれています。そのため、境内は参拝客で大賑わいです。

お祓い済みのほおづきを受けると、社殿の中でお祓いもしていただけます。

茅の輪を三回くぐり罪穢れを清めることを「茅の輪くぐり」ともいいますが、多くの神社では6月30日、12月31日にこのように茅の輪を設置して「大祓(おおはらえ)」という神事を行います。半年間で積もった心身の罪穢れを祓い、清らかな本来の姿を取り戻すためのものです。6月は「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれています。

実は神道ではこの「清浄」がとても大切にされてきました。そもそも大祓は古事記にも登場する伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国の穢れを海水に浸かって禊祓(みそぎはらえ)したことが起源です。

神社のお祭りでも必ず修祓(しゅばつ)といってお祓いをすることで清らかな姿になって神様と対面しますし、私たちも参拝前に手水を取ることで実は身を清めているんですよ。

*  *  *

さてさて、千日分の御利益と共に心身もスッキリできて準備万端! 今回のおみくじ「だるまみくじ」を引いてみましょう。

その名の通り、だるまの形をしたおみくじです! 紅白があり、表情も微妙に違って、ついつい選ぶのに迷ってしまいます。

うーん、今回は白いだるまにしてみました!

さあ、ドキドキしながらおみくじを、いざオープン!

第四番、大吉!!

「吹く風に高峰の雲もはれ行きて

  涼しく照らす十五夜の月」

さらにこんなメッセージも添えられていました。

「冬の枯木に春が来て花さき、黒雲晴れて月てり輝く如く、次第に運開け幸福加わり家業繁盛します」

雲が晴れて月が輝くように、次第に運が開けていくようです。嬉しい!

「しかし安心して油断すると折角の幸が禍となります用心しなさい」

はい、うかれていてはダメですね。ありがとうございます。

おみくじは新しい視点で道を示してくれるので、いつも新鮮な驚きと感動があります。

ちなみに千日詣りの時のみの特別な茅の輪の御守りと、護符もいただきました。

さて、次はどの神社を訪ねようかな。

訪ねたお社:『愛宕神社』
所在地:東京都港区愛宕一丁目5番3号
電話:03-3431-0327
アクセス:日比谷線「神谷町駅」より徒歩約5分ほか


文・写真/MARIKO
ファッション誌やビューティ誌、CMなどで幅広く活躍中のモデル。神社や日本文化に興味を持ったことをきっかけに「神社検定1級」を取得。フォリオマネジメント所属。

最終更新:7/3(月) 18:10
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