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米国先住民が居留地の外で生きられない歴史的背景

7/3(月) 12:30配信

Wedge

(2016.4.6.~5.21 45日間 総費用47万円〈航空券含む〉)

ナバホ族は独自の陸軍を保有している

 4月27日(水)。アリゾナ州の観光名所グランドキャニオン、アンテロープ等を周るためにflagstaffから北上。アメリカ先住民ナバホ族の広大な居留地の真ん中を走る。8時半頃道路脇でテントの土産物屋が数軒並んでいたので立ち寄った。先住民の土産物屋はしばしば交易所(Trading Post)と表示されているが開拓時代の白人と先住民の物々交換の名残である。

 開店準備をしているナバホ族の女性と挨拶して話していたらアメリカ先住民(昔はインディアンと呼んでいたが、最近はNative Americanが正式呼称とされているようだ)について日本人はほとんど無知であることを悟った。

 ナバホ族の人口は約100万人。ナバホ族の伝承によると4人の先祖が北方から現在の米国に移住してきたという。ナバホ族は最大の居留地(reservation)を保有しておりアリゾナ州北部からニューメキシコ州にまたがっている。連邦政府から自治を認められ“Nabajo Nation”として選挙で選ばれた大統領の下に自治政府がある。さらに自治警察だけでなく軍隊も組織しているという。

(注)後日ルート66旧道を走っていたら偶然Nabajo Nation Army Baseに遭遇した。航空機や戦車も保有する本格的軍隊だ。

ナバホ族のアイデンティティーとは何か

 女性によるとやはり若い世代がナバホ族のアイデンティティーと誇りを失いつつあるのが深刻な問題という。そのために自治政府では4年前から学校教育でナバホ語を必修科目とした。ナバホ語は独自の文字を持っているが余りにも複雑なので子供たちが学習しやすいようアルファベット化した教科書を使用しているという。

 部族ごとに言葉が異なるがナバホ語はアパッチ語と近く、トピ語とはかなり異なるらしい。女性の世代は同世代間ではナバホ語を日常会話として使用しているし、オリジナルの文字は正確には書けないがある程度読むことはできるという。

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最終更新:7/3(月) 15:49
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