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世界でいちばん幸せな2つの幸福先進国、6つの共通点

7/3(月) 17:10配信

ライフハッカー[日本版]

こんにちは。フィジー在住の永崎です。

突然ですが、幸福度調査にはざっくり言って、2種類あるのをご存知でしょうか?「主観系」と「客観系」です。

【画像】世界でいちばん幸せな2つの幸福先進国、6つの共通点

主観系は、シンプルに幸せかどうかを質問するタイプ。客観系は、平均寿命や成人識字率、就学率、1人あたりのGDPなどの指標をもとに総合的に幸福度を測るタイプです(詳しくはこちらの記事をご参照ください。なぜ「主観」と「客観」で結果が違うのかも整理しています)。

主観的幸福度ランキングで強いのが南国フィジー(11年・14年・16年と1位)。一方、客観的幸福度に強いのが北欧諸国。特にデンマークは13年・14年・16年に1位を獲得しています。「主観」のフィジーは南半球にある発展途上国。「客観」のデンマーク北半球にある先進国。両国間の距離は約16,000km。地球儀上だと真反対に位置しています。

今回は、そんな対照的な両国の共通点を考えてみたいと思います。そこに「幸福のヒント」が隠れているかもしれません。

共通点1:医療費が無料

(デンマーク)

国民一人ひとりに「家庭医」が割り当てられており、まずは家庭医に診てもらい、高度な医療が必要と判断されれば、その病状に適した病院へ。出産費用も無料。

(フィジー)

先進国のように高度な医療レベルには達していませんが、公立病院であれば、手術や歯科治療、出産なども無料です。

共通点2:教育費が無料

(デンマーク)

幼稚園から大学まで無料。また、デンマークには「フォルケホイスコーレ」という国民学校が約70ほどあります。17歳以上であれば誰でも入学でき、全寮制で共同生活をしながら、民主主義的思考を磨いていく「生涯学習」の場として機能しています。生徒は国籍に関係なく国からの助成を受けることができるので、学費の一部を支払うのみで、自分が好きな教科(心理学、哲学、福祉、アート、スポーツなど)を学ぶことができます。

2016年に発表されたOECDのデータによれば、デンマークの「GDPに占める教育機関への公的支出」の割合は6.1%。これは調査対象となった33カ国中で2位です(ちなみに日本は3.2%で32位と下から2番目)。

(フィジー)

幼稚園から高校まで無料(大学は有料)。また、教会や村などのコミュニティ内での教育が非常に機能しています。

たとえば、私がよく遊びに行く村があります。その人口は約200人。そのうち18歳未満の子供が約40人です。その村の大人たちは自分の子どもだけでなく、他の子どもの面倒も我が子と同じような感覚でみています。年上の子どもも年下の子どもの面倒をみています。 教会でも同じような感じです。

フィジーでは、タテ・ヨコ・ナナメの関係が非常に豊富です。 タテは利害関係の強い「両親・教師・上司」等との関係をいい、ヨコは共感度の高い「同年代の友達」等との関係をいい、そしてナナメは、関係自体強くはないが異なる価値観を運んできてくれる「年齢の離れた友人・友達のお父さん・親戚のお姉さん・近所のおばさん」等との関係をいいます。日本では、ナナメの関係が希薄と言われてますが、フィジーでは、縦横無尽の関係が日常的にあふれているので、卓越したコミュニケーションスキルが身についていきます。

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