ここから本文です

コンフェデ杯で混乱を招いたVAR 現行の運用法に元選手が疑問「フラフラしている」

7/3(月) 11:13配信

Football ZONE web

コンフェデ杯決勝、VARを使用するも肘打ちした選手はイエローカード止まり

 FIFAコンフェデレーションズカップは、若手主体で臨んだドイツが無敗のまま優勝を飾った。試合内容以外に今大会で話題となったのは、「ビデオ・アシスタントレフリー(VAR)」採用にあったが、英テレビ局「ITV」で元アーセナルの選手らが「フラフラしている」と現行での運用方法に疑問を呈している。

【全ランキング】スイス調査機関CIESが算出! 「最新推定市場価格トップ110選手」

 今大会でのVAR判定は、オフサイドポジションにいた選手のゴールが取り消しになるなど、審判団の目で追いつかない“誤審”を防ぐケースもあった。その一方で、グループステージのドイツ対カメルーンではVARを使用しながらも、レッドカードに該当するファールを犯した選手とは別の選手に主審が退場処分を宣告しそうになるなど、現場でもまだ混乱が見られている。

 決勝戦でも、後半にドイツのFWティモ・ウェルナーに対してチリDFゴンサロ・ハラが肘打ちを見舞ったとしてVAR判定が利用されたが、イエローカードが提示されるにとどまった。この状況を受けて、元アーセナルのDFであるリー・ディクソン氏はITVで「まだフラフラしている」とクギを刺し、以下のように話している。

「VARを使用したこのスポーツを見る際、僕らは笑いの種として見ることになるだろう。冗談みたいなものだ。私は主審が彼にイエローを提示すると踏んでいた。それはレッドカードではない。(黄色と赤を交えて)紫色になるのか?」

プレーが止まりづらいサッカーに定着するか

 選手の立場から見た批判は多い。かつてリバプールに所属経験のある元スペイン代表FWルイス・ガルシアも自身の公式ツイートで「VARはまだ何もなっていない!! もし決定するために試合を止めなければならないなら、試合に何かしらの変化が起きてしまう!!」と試合の流れが大きく変わってしまうことを危惧した。

 ビデオ判定はプレーが一度止まるテニス、野球、ラグビー、アメリカンフットボールといった球技では採用されている。ただ、プレーが止まりづらい特性を持つサッカーにおいて、完全に定着するかどうかは微妙なところなのかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/3(月) 13:49
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新