ここから本文です

竹内涼真、“若手イケメン枠”で異彩放ちブレイクへ 同性からも支持される体育会系の魅力

7/3(月) 17:30配信

リアルサウンド

 俳優・竹内涼真の人気が急上昇中だ。7月期新ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ)では、高畑充希演じる過保護に守られて生きてきた女子大生・カホコが成長していくきっかけとなる、青年・麦野初という重要な役どころを演じる。また、現在放送中のNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』では、慶応ボーイ・島谷純一郎を演じ、歴代の朝ドラにて数々の名俳優を巣立たせてきたイケメン枠として、注目を浴びている。

 竹内と同世代の俳優、菅田将暉や山崎賢人らが、絶大な人気を勝ち取っている中、竹内には、これまでの爽やかなイメージを持つ俳優や個性的な役者の系統とは違う、体育会系の凛々しさが漂っている。

 『青空エール』で、竹内の野球部姿に射止められたというライターの石矢達夫氏は、男性からも親しみやすさを得ている彼の“後輩力”と“先輩力”について語る。

「彼は同性から見ても全然嫌味がない。役者が“爽やかキャラ”を演じる時、役に入っているなと感じることが多いのですが、それが一切ないほど純粋な爽やかさを感じました。『青空エール』では、野球部員の山田大介として、1年生の時には先輩に可愛がられる後輩役を愛嬌の良さで演じきっています。竹内さんの人懐っこさに惹かれ、実際に後輩にいたらとても可愛がりたいという気持ちになりました。上級生になった時も、キャプテンとしての懐の広さがしっかりと感じられました。『帝一の國』で演じた大鷹弾のキャラクターにも言えることですが、これまでは、男から慕われる男は、コワモテ系だったり、背中で語るタイプが定番でしたが、竹内さんの場合そうではなく、爽やかかつ和が取れて、しかも頼れる強さがある。彼にはデビューしたての頃の石原裕次郎のような、昭和の日本映画に出てくるような雰囲気さえ感じます」

 また、若手男優への偏愛を隠さないライターの麦倉正樹氏は、竹内と同世代の俳優たちを比較し、本人の好青年なキャラクターが支持を得て、これまでの出演作にも繋がっていると語る。

「昨年放送されたドラマ版『時をかける少女』では、明るくやんちゃな菊池風磨さんの役との対比で、朴訥な体格の良い好青年を演じ、『帝一の國』では、男子校だと1番頼られるような骨太キャラを演じていて、繊細な顔立ちの美形イケメンがキャストに多く名を連ねる中、1人だけ存在感が違いました。母親が病に倒れ、バイトを掛け持ちしながら兄弟たちの面倒を見るという設定はともかく、芝居に関しては竹内さんだけ漫画定番のデフォルメされたキャラクター感がなく、彼が作品全体のバランスを取っているようにも見えました。

 竹内さんは20歳までサッカー一筋だったので、役者としてのキャリアが短いです。しかし、サッカーを諦めて役者の道に進むとなって間もないからこそ、共演者やスタッフの話は何でも聞きたい、素直にいろんなことを吸収するという姿勢が根本にあるように思います。その彼の人柄が部下力として発揮され、『下町ロケット』(TBS)や『THE LAST COP/ラストコップ』(日テレ×Hulu)などのドラマにも、組織の若者役として役にすっと入れたのではないでしょうか。

 ただし、『ひよっこ』『過保護のカホコ』など、ヒロインにとって重要な人物となる役柄としてのニーズはあるように思うのですが、それ以外の役柄、特に主役という意味では、まだまだ未知数な気がします。今後、竹内さんがどんな作品で主役を張るのか、そこがポイントとなってくるでしょう。場合によっては、そこでもうひと化けするような、そんなポテンシャルを持った俳優だと思います」

 『帝一の國』や『兄に愛されすぎて困ってます』など、多数の若手俳優が出演するティーンムービーにおいて、主要キャストの椅子は争奪戦。竹内は、仮面ライダーから朝ドラへの出演という、若手俳優のエリートコースを辿ってはいるが、もしかしたら期待を遥かに超える大物に化ける可能性もありそうだ。

大和田茉椰

最終更新:7/4(火) 16:16
リアルサウンド