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【コンフェデ杯】ファーストチャンスを活かしたヤングドイツ、1点を守り切り初優勝!

7/3(月) 6:00配信

SOCCER DIGEST Web

チリは熟成度の高さで序盤はドイツを圧倒したが…

 7月2日(現地時間)、コンフェデレーションズカップ決勝が行なわれ、ドイツが1-0でチリを下し、初優勝を果たした。

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 試合は、南米王者が開始直後からアグレッシブなプレーで世界王者に襲い掛かり、2分には早くもエースのA・サンチェスがミドルでファーストシュートを放つ。
 
 チームとしての熟成度の高さを存分に発揮し、中盤や前線で相手にプレッシャーをかけてボールを奪うと、スムーズにボールを繋いでゴールに迫るチリ。5分にはビダルが最初の決定的を迎え、その後も次々にシュートを放つなど、ドイツを圧倒していった。
 
 グループステージでの対戦(1-1)でもチリに主導権を握られたドイツは、攻撃のかたちを作れず、なかなか相手ゴールに迫ることができない。ファーストシュートは14分。CKをムスタフィが頭で合わせたプレーだった。
 
 完全なチリのペースで進んだ試合だが、得点は思わぬかたちで生まれる。20分、チリのCBディアスが最後尾でボールを持ったところを、ドイツ攻撃陣がプレッシャーを仕掛け、奪ったヴェルナーからラストパスを受けたフリーのシュティンドルが、難なくゴールに流し込んだのだ。
 
 ファーストチャンスを活かして先制ゴールを奪ったドイツ。このプレーの直前には、チリのビダルに強烈なミドルを浴び、GKテア・シュテーゲンが弾いたところを、さらにA・サンチェスに詰められるも、これも守護神が身を挺して防いでいた。
 
 苦しい時間帯を守備で耐え忍びながら、訪れたチャンスを見逃さなかった世界王者は、ここから試合の流れを変えていく。ポゼッションでは相手に上回られるも、効果的なカウンターを再三見せ、前半の終わり頃にはドラクスラーらのパスカットから得点機を量産した。
 
 後半は立ち上がりから落ち着いた展開に。チリが攻勢に立ちながらも、ドイツが時折、効果的な反撃を見せるが、両チームの最終ラインは要所を締めた守備で、相手に決定的プレーを許さない。
 
 そして、チリが1点を求めてプレーの激しさを増すと、選手間で小競り合いが起き、両チームの選手にイエローカードが掲げられるなど、ピッチ上には不穏なムードが漂い始める。65分にはハラがヴェルナーにヒジ打ち食らわせ、VAR(ビデオ判定)によって警告を受けるという場面もあった。
 
 チリは72分、A・サンチェスの混戦からのシュートを皮切りに、74分にはバルガスがペナルティーエリア内で振り向きざまにシュートを放ち、さらに直後にはビダルがゴール前でこぼれ球を叩くが、いずれもドイツのDF、GKに阻まれてゴールネットを揺らせない。
 
 84分にはA・サンチェスの縦パスに飛び出し、ゴールラインぎりぎりのところで受けたプチがマイナスに折り返すも、サガルのダイレクトシュートはクロスバーを大きく越してしまった。
 
 そしてアディショナルタイム、ゴール正面の好位置でFKを得たが、A・サンチェスの右隅を狙ったシュートは、テア・シュテーゲンが横っ飛びセーブ。これが、チリの最後のチャンスとなった。
 
 攻め急ぐ相手に対し、好守備でのパスカットからカウンターで好機を作り続けたドイツは、攻撃的な姿勢を保ちながらも最後まで1点を守り切り、歓喜の瞬間を迎えた。
 
 平均年齢24歳台という若いチームが、サンクトペテルブルクの空に優勝トロフィーを高く掲げる。ドイツは、6月30日にもU-21欧州選手権を制しており、改めて、育成の充実ぶり、若きタレントの豊富さを感じさせた。

【コンフェデ杯/決勝】
チリ 0-1 ドイツ
得点:シュティンドル(20分)
警告:チ=ビダル(59分)、ハラ(65分)、バルガス(75分)、C・ブラーボ(90分) ド=キミッヒ(59分)、ジャン(90分)、ルディ(90+2分)

最終更新:7/3(月) 7:38
SOCCER DIGEST Web