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ユンソナ、韓国で袋叩きに 息子の暴力事件

7/3(月) 5:59配信

デイリー新潮

 火が点いたら最後、とことん燃え尽きるまでというのが、近頃の韓国ではブームらしい。一時は日本でも活躍していた韓国人タレントのユンソナ(41)。航空機を引き返させた“ナッツリターン事件”での財閥批難や、大統領の退陣デモの光景とまでは言わないが、目下、自国で袋叩き状態にあるという。

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 発端は、6月16日に韓国のテレビニュースがソウル市内にある小学校で、2カ月前に起きた暴力事件をスクープしたことだった。

 現地在住のジャーナリストが言う。

「校外学習に行った児童が、クラスメイト4人から野球のバットで叩かれ、“牛乳だ”と言われてボディーソープを飲まされたと告発しました。被害者側が学校に訴えたものの、結論は、暴行はナシの判定。しかも、バットを振った児童が加害者リストから外されてもいたのです」

 舞台となった学校は、韓国のベスト10に入る私立小学校で、有名人の子供が多く通う富裕層御用達。案の定、

「加害児童のなかには、財閥会長の孫と芸能人の子供がいたとも報じられました。当初の報道では、名前は伏せられていたのですが、すぐにネット上で、それがユンソナの息子だと明かされてしまったのです」(同)

■“降板させろ”

 2000年に来日し、翌年にはNHKドラマ「もう一度キス」でヒロインとしてデビューしたユンソナ。バラエティ番組などに出演したが、12年の帰国以降は、韓国で女優やタレントとして活躍している。

「彼女は、現在放送中のドラマにも出演していますが、すぐにそのドラマの掲示板に、“降板させろ”“見たくない”といった書き込みが殺到。翌日、彼女が所属事務所を通じて釈明をすることになりました」(同)

 が、これがまた、火に油を注ぐ結果となってしまったのだ。なぜなら、

「報道は事実と相当異なっていると言うだけでなく、“バットはプラスチック製”で、石鹸も飲ませたわけでなく、“少し味見をしてすぐに吐いた”といった説明だったからです」(同)

 何とも苦しい言い訳だが、これによって、一気に大炎上。一般紙も取り上げ、彼女のSNSは閉鎖に追い込まれた。18日には、あらためてお詫びの声明も発表したが、今なお、収束する気配は一向にない。

 韓国出身の呉善花・拓殖大学教授によると、

「儒教には、善悪をはっきりさせるという教えがあるため、韓国では、間違いを犯した人間には石を投げるべきだと考える人が多いのです。そのうえ、3年前に起きたナッツリターン事件を機に、富裕層に対する庶民の不満が顕在化しました。それが大統領の罷免にも繋がり、今もそのようなムードが続いている。今回の騒動は、韓国社会の典型的な特徴を有しているのです」

 朴前大統領へのバッシングは今も継続中というから、その情念たるや、烈火の如し。ユンソナ騒動の炎も当面は鎮火しそうにない。

ワイド特集「その情念、烈火の如く」より

「週刊新潮」2017年6月29日号 掲載

新潮社

最終更新:7/19(水) 17:21
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