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若き音楽家たちの祭典「ヤマハ・ガラ・コンサート」 『思い出のマーニー』の村松崇継さんも登場

7/4(火) 10:07配信

オーヴォ

 60年以上の歴史を持ち、500万人の卒業生を生み出している「ヤマハ音楽教室」。現在は、世界の40以上の国と地域で教室を展開している。同教室が2004年から毎年開催しているのが「ヤマハ・ガラ・コンサート」。ヤマハで学び、未来への大きな可能性を持った若き音楽家たちによる祭典だ。7月2日に第14回目となる「ヤマハ・ガラ・コンサート2017」がBunkamuraオーチャードホールで開催された。

 今回は、ヤマハ音楽教室出身で作曲家・ピアニストの村松崇継さん、同音楽教室在籍生らが参加。村松さんは、国立音楽大学作曲学科4年時の2001年から今までに、50を超える映画、TVドラマ、舞台、ミュージカルなどの音楽を手掛けてきた。アニメーション作品では、スタジオジブリ映画『思い出のマーニー』(2014)の音楽も担当している。

 最年少となる9歳の荒子歌さん(奈良県在住)は自作曲「コスモスとお月さま」を、フルート奏者とともにピアノ演奏。奈良・藤原京の広いコスモス畑を見に行った夜、車の中から大きなスーパームーンを見て、「お月さまとコスモスたちがお話していたらすてきだなと思って」曲にしたという。透き通るような音色で情感豊かなメロディーが、月夜に輝くコスモス畑を想像させた。

 11歳の田中響咲(愛知県在住)さんはスペインをイメージした自作曲「アンダルシアの踊り」をエレクトーンで演奏。赤いドレスに赤い髪飾りを着けた田中さんは、「情熱的に、そしてその中で、喜びや哀しみも表現できるよう、心を込めて演奏します」という抱負どおり、躍動感あふれる力強い演奏を披露した。

 また、大阪府の高校3年生、小嶋早恵さん(17歳)によるC.サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番ト短調は、園田隆一郎氏指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団との共演。オーケストラと作り上げるドラマチックな響きで、観客を魅了した。

 村松さんは、『思い出のマーニー』メドレーのほか、7月8日に公開される映画『メアリと魔女の花』劇中曲、ボーイソプラノユニット「LIBERA(リベラ)」とのユニットで知られる「彼方の光」などを、同楽団との共演でピアノ演奏。5歳~16歳までヤマハ音楽教室で学んだという村松さんは、「中学生の頃、ヤマハのクラスの先生に『将来、スタジオジブリの音楽を手がける作曲家になる』と宣言しました。それから走り続けてきて、2014年に叶いました」などと語った。また、演奏前のミニトークでは、司会の久保純子さんとの間で軽妙なやり取りも展開し、親しみやすい人柄も感じさせていた。

最終更新:7/4(火) 10:07
オーヴォ