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FXトレーダー・羊飼い氏の「5・10日」の仲値トレード術

7/4(火) 17:00配信

マネーポストWEB

 カリスマFXトレーダー・羊飼い氏が、外為市場の旬な話題をウォッチする連載「FXトレンドフォーキャスト」。為替相場には特徴的な値動きをする日時や時間帯がある。ここでは羊飼い氏が、相場の値動きの癖を利用した「5・10(ごとう日)」の仲値トレード術を解説する。

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 いわゆる「5・10日(ごとう日)」の「仲値トレード」は、以前からある一般的なテクニックなのだが、最近SNS上で話題になることも多い。

 5・10日とは文字通り5と10 が付く日のことで、15日や20日など月に6回程度ある。土日が重なる場合は前日が相当し、月末を含むこともある。一方仲値は、銀行が決めるその日の基準レートのことだ。常に取引レートが変動するFX会社と異なり、銀行は1日1回、9時55分にその日の仲値を確定する。

 企業の多くは請求や入金の締め日を5・10日のいずれかに設定しており、輸出入企業など米ドルを実際に必要とする企業のドル買い需要が5・10日の仲値の時間に集中するといわれている。

 実際、9時55分ごろに米ドル/円レートが瞬間的に上昇することは、確かにある。この5・10日特有の値動きを利用した取引手法が、仲値トレードだ。

 一般的な仲値トレードでは、仲値の前にドルを買っておき、上昇したら売って利益を確定する手法だ。これは狙い通りの値動きをするなら簡単かつ有効な手法で、一瞬で20~30銭ほど抜けることもある。

 しかし現実には5・10日の仲値で必ず上昇するわけではない。逆に下落したり、仲値とまったく無関係な値動きをすることも多く、失敗のリスクも高いといえる。

 そこで羊飼いは成功率を高めるため、セオリーとは異なる仲値トレードを行なっている。仲値の前にはエントリーせず、仲値でピュッとレートが跳ね上がったら、落ちてきたところを狙ってショートするのだ。

ロンドンフィキシングで相場が加速する傾向も

 このトレードで重要なのは、もともとのトレンドが下落相場であるときに限定して実施する点にある。トレンドが下を向いているときに実需で無理に上げても、それは瞬間的な歪みでしかなく元に戻りやすい性質があるので、それを利用するのだ。

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最終更新:7/4(火) 17:00
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